2014年12月12日金曜日

キャラ集結、同窓会の第5作 - バイオハザード V

 D.フィッシャーの引退即ヘッドコーチ就任にビックリ!

 今日は昨日と同じく小雨がちで終日のプラス気温、ってことで昨日の記事から続けてもう1本、翌週に放送されたシリーズ第5作です。

バイオハザード V <'12 米>
 前作からアクションシーンがダイレクトに継続、と見るやパラレルワールドに放り込まれ、死んだ筈の過去キャラまで続々登場、その全てに整合的な説明を与えつつ、アリスは同志と共に世界の都市巡りをしつつ極寒の地での最終決戦へと臨みます。

 次作で完結とのこと。

2014年12月11日木曜日

プリズン・ブレイクの第4作 - バイオハザード IV

 小雨、朝の最低2.4度と6日振りのプラス気温、「五ヶ瀬ハイランドスキー場」のCMって初めて知ったんですが(「南ちゃん」の出る方)、スゴイですね!

 本日は先日TVでオンエアした映画から、ゲーム発のSFアクションシリーズの第4作、第1作はミラジョヴォのヌード目当てで観た気がするんですが、それ以降もなんだかんだ言ってオンエア時に毎回観てるのは、元の尺が短いせいで近年地上波では珍しいノーカット放送だから。

バイオハザード IV <'10 米>
 今や外国人にとって東京最大の観光スポットとなった渋谷のスクランブル交差点、からのオープニングアクションで掴みはOK!中盤以降はやや静かな展開となり"プリズン・ブレイク"のあの人が登場しその通り脱出作戦が主題に、「ポセイドン・アドベンチャー」へのオマージュもあり、そしてラストはまさかのto be continued。

 本来は3D映画らしいので、それで観ると3D映像の迫力だけで圧倒される演出が多いと思われます。

2014年12月10日水曜日

ジパング初体験

 午後は雲が出てきましたが、昨日来の冬晴れの影響で朝はマイナス3.6度、これで5日連続のマイナス。

 横浜での講義の帰りに荻窪で寄り道、ヤフオクで200円入手したトロンボーン・クァルテット・ジパングのリサイタルへ。

 (結成当初は同じオケだったかもしれませんが)今はN響、読響、日フィル、新日と異なる在京メジャーで活躍する奏者で構成されたTb四重奏団、コンサートホールで聴くのは(たぶん)初めて。

12月10日(水) 杉並公会堂
 トロンボーン・クァルテット・ジパング Vol.15
前半はゲストにTrombone Quartet Rise(東京音大ベース、コンクール優勝者)も交えてオリジナル曲と吹奏楽曲、中ではホルスト第1組曲の壮大さが印象的、後半はHpを加えてワルツやアリアを中心にオケ曲の編曲物、ここでは如何にもTb向きの「月の光」が印象的、アンコールはまずRiseと一緒に8重奏でXmasメドレー、こんなに知らない曲ばかりのメドレーは初めて(笑)、続いてHpと一緒にこれまたTb向きの"ジャンニ・スキッキ"「私のお父さん」でフィニッシュ。

 昨夜のMJOと違い、テナー3名はやはり皆ロータリーバルブ付きのテナーバスTb(←今もこう呼ぶのだろうか…)でした。

2014年12月9日火曜日

MJO初体験

 冬晴れ、そのため朝はマイナス3度弱と冷え込みました。

 夜は東京に出てマンハッタン・ジャズ・オーケストラ、奇特な方からの頂き物です。

 映画「グレン・ミラー物語」「ベニー・グッドマン物語」から入ってビッグバンドで育った世代としてはワクワク、何と言っても初めて自分のお金で買ったLPがグレン・ミラーですから。

 因みに初めて買ったレコード(シングル)はモリコーネ「荒野の用心棒/夕日のガンマン」、初めて買ったクラシックのLPはバーンスタイン&NYPのショスタコ5番、もち来日ライブじゃなくてスタジオ盤(来日よりだいぶ前のことですから…)。

12月9日(火) ティアラこうとう
 マンハッタン・ジャズ・オーケストラ
3段の雛壇に上段がTp4(女性1名!)、中段にTb4,Tuba、下段にSax3,Hr2、その左隣にドラムス、ベース、ピアノ(兼指揮)と少し変わった編成、ジャズのHrって初めてな気がします。マイクはSax中心に立っており、アドリブする奏者は最前列に出てきてそこにもマイク、全メンバー最低1度はアドリブソロあり。アレンジャーであり、ピアノと指揮も兼ねるデヴィッド・マシューズは(ベルリッツで学んだ?)上手な日本語で進行も担当、前半はスタンダード中心、後半はツァラ、ボレロ、運命などトランスクリプションものからXmasメドレーをへて「スイングしなけりゃ意味ないね」(メンバー全員がアドリブ!)で締め、アンコールに「シング・シング・シング」で大団円。

 とにかくTpはみなB管なのに連発するハイトーンを外す気配無く、その内ハイC、ハイDあたり高音と感じなくなってくる程。あとテナーTbが今やオケでは滅多に見かけないロータリーバルブ無しのクラシックなテナートロンボーンなのが渋くてカッコいいです。

 久々にビッグバンドのサウンドを満喫しました。

2014年12月8日月曜日

シリーズ第6作は偽のデュー警部? - 森博嗣「恋恋蓮歩の演習」

 高速バスで雪国の裏日本から冬晴れの表へ、そのまま高速バスを乗り継ぎ南茨城復帰、昨日石川は寒かったですが、こっちも今季最低マイナス4度台となかなかの寒さだった模様。

 夜行バスの車中でいびきがうるさいことはままありますが、昨夜はそんな人が複数いらっしゃってまさに鼾の競演!自然と眠りが浅くなったのか、夢は沢山見られました(笑)。

 本日も帰省の際に読んだ課題図書から、Vシリーズも第6作と後半戦に突入、前作と併せ、キャラ読みする人には色々と新たに人物像が定まってくる側面もあり。

恋恋蓮歩の演習 森博嗣
 いつもの面々が今回は豪華客船で謎の人間消失に遭遇、前作「魔剣天翔」の秘宝とも関連して話は繋がってます。ここまでの5作を読んでいると人間消失、絵画消失などの謎は判りやすい内容、ゆえか著者はそれを見込んで蛇足的なツイストを加えてます(以下ネタバレ参照)。
<< 以下ネタバレに付き未読の方は飛ばして下さい!! >>
 と言うのも宮崎での寄港の際に警察が全ての物の出入りを監視している以上、当然郵便のチェックもしたと思われます。なので例えば「郵便物は次の寄港地香港からエアメールで」的な伏線でも仕込んでないと、おまけのオチは腑に落ちず余計な印象を受けます。

2014年12月7日日曜日

シリーズ第5作はワクワクする空中密室 - 森博嗣「魔剣天翔」

 夜行バスでスポット帰省、座席の連敗は継続中(涙)、こんな日に限って積雪20cm、裸足にサンダル、自転車で実家まで戻るのにもひと苦労、そして午前中は雪かきで手がマメだらけ。

 気温は終日0度から4度の間とかなりの低め安定、田舎の家ゆえ室内でも息が白くなる寒さ、5度くらいかも。

 本日はそんな帰省の際に読んだ秋の課題図書、漸くシリーズも半分の第5作に到達、主要キャラの役割分担も確立し、シリーズ後半へとつながる"秘宝"も登場します。

魔剣天翔 森博嗣
 いつものメンツが見に行った航空ショーで起きた殺人は何とコックピット内の完全な空中密室、この魅力的な謎と論理的な解答、そしてお遊び的な死体状況の謎も含めここまでのシリーズ最高の本格度、なのに、もう一つの殺人はやっつけ仕事的な内容で残念、と言うか意図的にミステリーとしての完成度を低くしている印象もあり、著者の企みは深過ぎて凡人には読めず、あと簡単とされている暗号すら解らず(涙)。
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 ヒューズによるダイイング・メッセージって、もしかしてクイーンへのオマージュ?

2014年12月6日土曜日

シリーズ第4作は見事な駄洒落と仕掛け、でもちょっと反則 - 森博嗣「夢・出会い・魔性」

 早起きして東京に出て品川でテニス、そこに向かう途中、浜松町のホーム先頭(南端)では、小便小僧がサンタの服装になってます!

 本日はフェドセーエフ&旧モスクワ放響の発売日、今回はチャイコプロと必ずしも好みの演目ではないのですが、最安席4000円とちょっと前の価格を招聘元が維持してくれているので、その意気に応えるべく両日とも買わねば!との決意。

 ところが10時発売のところテニスも10時まで、だったのでネットに繋げたのは10時半近く、この時点で最安席はすっかり諦めていて、実際最初アクセスした時は4000円席はSOLDOUT、だったのに、何故かその後復活して2公演とも最安席GET!

 本日も秋の課題図書から、Vシリーズ4作めです。

夢・出会い・魔性 森博嗣
 タイトルは「封印再度」以来の見事な駄洒落、いつもの4人はTVに出演するべく上京し、TV局内で謎の殺人に遭遇、密室っぽい謎そのものは微妙ですが、それ以外の部分で爆弾が2つも炸裂!
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 より大きい方の爆弾に関してはすぐにそれを疑い、記述を注意深く読んだのですが、それでも(と言うか、それだからこそ)騙されました。反則スレスレ、と言うか日本語の基本ルールからすると、ほぼ反則、第1作や各編のプロローグで暗示されている通り、本シリーズでは叙述系トリックが犀川&西之園シリーズと比べて俄然増えてます。

2014年12月5日金曜日

山あり谷ありマーラー1番

 がーん、ゴールド故障でGPファイナル辞退、ショックです…。

 そこそこの冬晴れ、夕方仕事を早めに抜け出し東京に出て聴いたのは大学オケのマーラー1番、年内にモーニングフィルやマーラー楽友協会オケの公演が無ければこれが今年のマーラー納めの予定。

12月5日(金) 芸術劇場
 森口真司&一橋大管弦楽団 ニールセン ヘリオス序曲、ドビュッシー 海、マーラー Sym1番
 ニールセンはHr4,Tp3,Tb3、冒頭Hrがシンドそう、ただ終段ではHrトップのソロは安定、ドビュッシーはHr4,Tp5,Tb3、終楽章で弦にTpを重ねない版、ドラが深くいいい響き、前半2曲のブラスの迫力は今一つ。
 後半マーラーはHr7本の後ろに補助のTpとTbが各1、そしてTp5,Tb3、やや発展途上のオケは森口氏の起伏激しい棒に何度か落ちたりしつつも、最後は楽譜通りHrと一緒に起立した(休養十分の)補助Tp、Tbがよく吹いてまずまずの迫力。アンコールは無し。

 いつも気にしている終楽章のミュート早業ファンファーレ、Tpはアシとの完全分業、Tbは単独でこなしてました。

 webの招待サービスで渡された席は3階中央前の方、でも響きに不満を感じ、後ろを振り返れば3階通路より後方はガラガラ(特に左半分は客ゼロ!)、ってことで後半マーラーは最後列に移動、やはり芸劇3階は後ろの方が響きがマトモな気がしました。

2014年12月3日水曜日

シリーズ第3作は○○○街? - 森博嗣「月は幽咽のデバイス」

 バキバキの冬型、快晴、朝の最低マイナス1.8度は11月19日に続き今季2度目のマイナス、この時期で零下がやっと2度とは例年より少なめ。

 本日は秋の課題図書の3冊め、Vシリーズ第3作です

月は幽咽のデバイス 森博嗣
 とある豪邸でまたまたレギュラメンバが出会う衆人環視の下での密室殺人、シンプルなストーリー展開でかつ好き嫌いの分かれそうなトリックゆえミステリー的には小ぶりですが、某古典へのオマージュにもなってます。

2014年12月1日月曜日

シリーズ第2作は広がりとヒネリ - 森博嗣「人形式モナリザ」

 昨日のJC、エピファネイアのぶっちぎりの強さに唖然、2着以降は想定内の争いだったのに…、でも4番人気だから、知ってる人は知ってたのね。

 昨日来の雨、今日から12月ですが最低10度弱と気温は高め。

 本日は秋の課題図書の2冊め、Vシリーズ第2作です。

人形式モナリザ 森博嗣 
 レギュラーメンバー、じゃなくてレギュラメンバ4人が旅先で不可能犯罪に遭遇、そこに過去の事件や絵画泥棒、そして紅子のプライベートが絡んで広がりをみせます。メイントリックは微妙ですが、サブトリックには見事に引っ掛かりました。ただラスト1行の意味がよく判らん(涙)(←ネット検索したら判りました、が腑に落ちない点多し…。)
<< 以下微妙にネタバレなので未読の方は飛ばして下さい!! >>
 「黒猫の三角」と同じ意味(逆の意味?)でこれがシリーズ第1作だったら引っ掛からなかったかも。