2014年12月6日土曜日

シリーズ第4作は見事な駄洒落と仕掛け、でもちょっと反則 - 森博嗣「夢・出会い・魔性」

 早起きして東京に出て品川でテニス、そこに向かう途中、浜松町のホーム先頭(南端)では、小便小僧がサンタの服装になってます!

 本日はフェドセーエフ&旧モスクワ放響の発売日、今回はチャイコプロと必ずしも好みの演目ではないのですが、最安席4000円とちょっと前の価格を招聘元が維持してくれているので、その意気に応えるべく両日とも買わねば!との決意。

 ところが10時発売のところテニスも10時まで、だったのでネットに繋げたのは10時半近く、この時点で最安席はすっかり諦めていて、実際最初アクセスした時は4000円席はSOLDOUT、だったのに、何故かその後復活して2公演とも最安席GET!

 本日も秋の課題図書から、Vシリーズ4作めです。

夢・出会い・魔性 森博嗣
 タイトルは「封印再度」以来の見事な駄洒落、いつもの4人はTVに出演するべく上京し、TV局内で謎の殺人に遭遇、密室っぽい謎そのものは微妙ですが、それ以外の部分で爆弾が2つも炸裂!
<< 以下ネタバレに付き未読の方は飛ばして下さい!! >>
 より大きい方の爆弾に関してはすぐにそれを疑い、記述を注意深く読んだのですが、それでも(と言うか、それだからこそ)騙されました。反則スレスレ、と言うか日本語の基本ルールからすると、ほぼ反則、第1作や各編のプロローグで暗示されている通り、本シリーズでは叙述系トリックが犀川&西之園シリーズと比べて俄然増えてます。

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