2008年12月14日日曜日

壮大展覧会と狂乱アンコール - 十束尚宏&市川交響楽団

 むむむ、やはり夜が弱くなってるらしく、昨夜はクラブW杯ハイライト観てるうちに意識喪失、気が付くと「ギリシャ神話」に(涙)、また「トンスラ」はVeoh視聴か…。

 朝から雨、冷え込みは甘め、と言うか深夜には9度位あった気温が朝をだいぶ過ぎても下がる一方、午後には5度を割る位でした。

 午前中の練習はキャンセル、午後はアマオケを聴きに市川方面へ、指揮者とソリストにビッグネームを呼んでいますが、楽団のポリシーで無料です。

12月14日(日) 市川市文化会館
 十束尚宏指揮市川交響楽団 ラフマニノフ Sym3番、チャイコフスキー ロココ風の主題による変奏曲、ムソルグスキー 展覧会の絵
 最初の3番は実演が初めてなのでよく分かりませんが、各パート穴の無い老舗オケは安定していました。最後だけテンポを落としてずっしりキメたのが個性的。意外にもここで休憩、後半はまずチャイコ、向山佳絵子のチェロは鮮やかでした。そしてお目当て展覧会、十束氏の速めテンポでメリハリくっきり系の指揮に応え、オケはダイナミックな演奏、弦セクションは分厚く、ブラスもしっかり鳴ってラストは壮大でした。アンコールはヒナステラの大人しめと激しめの2曲、後者ではオケの団員が少しずつ踊りだし、Hrのおじさんは舞台を巡り、しまいには(可能な)全員が立ち上がっての大団円、楽しく見事なショーアップでした。

 先日チューバでそのまま吹いたのを見て以来気になり始めたビドロのソロ、今日は2ndTb奏者のユーホ持ち替えというありがちパターンでした。

 コンサート終了時には雨はあがり、さっきは澄み渡った夜空を満月が支配しオリオン座をすっかり霞ませていました。今夜は久々にマイナスに冷え込みそうです。

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