2008年12月29日月曜日

嵐の夜の追跡劇 - ジェフリー・ディーヴァー「眠れぬイヴのために」

 昨日の有馬記念、ダイワスカーレットがハナをきった時はダメかと思いましたが、その後の展開には唖然、歴史的瞬間でした。

 平年より暖かめで風も大分おさまりました。埼玉へ青春18切符を使って出掛け、半日なごなごとプレー、これがテニス納めです。因みに今年のお小遣いの総額は18830円、ほぼ去年と同程度です。

 今日はその往き帰りで読了した本から、ディーヴァー作品は本作から、と思っていたのに、なかなか古本屋で見つけられず後回しになってしまった作品です。

眠れぬイヴのために ジェフリー・ディーヴァー
 犯罪歴のある精神病患者が嵐の迫る夜に脱走、彼を巡って色々な思惑が交じるマルチ追跡劇、前半ややもたつく感はありますが、しっかり大小のサプライズは用意されており十分面白いです。ただ、この後のディーヴァー作品をいくつか読んだ後だと、ややツイストが足りない、と贅沢な不満を少し感じたのも事実。

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