2009年8月20日木曜日

匠の技、ややスラップスティック系 - 泡坂妻夫「雨女」

 ちょっと気になったニュース: 仲村みう、グラビア引退を電撃発表
"神"2度目の退場ですか…、ま、取締役ですから。

 まずまず晴れて4日振りの真夏日、お盆以降の安定した好天は今が一番"梅雨明け十日"の気候に近い感じ。ここ数日は朝晩のシリアル(これはいつもですが)と昼飯の小鉢2品のみ(ご飯無し)で頑張ったせいか、帰省太り1.5kg中1kgも挽回に成功!

 夕方、田んぼの中に白鷺が1羽、実家の石川ではよく見ますが、こっちでは若干珍しいかも。それで思い出したのが石川の「空から降るオタマジャクシ」事件、白鷺の子育て期にあたり、子供に食べさせるために親鳥がためこんだ(100匹位は余裕とのこと)のを、外敵に出会った際に驚いて、若しくは身体を軽くするために吐き出したもの、ってことで解決したようです。

 今日はお盆の帰省時、石川に向かう道中読んだ本から、今年惜しくも亡くなった巨匠泡坂妻夫の短編集、以前は「ぼくたちの太陽」としてまとめられていたと記憶しています。

 収録作の半分は「EQ」掲載時に読んでいる筈ですが、そこはボケ老人、殆ど憶えていませんでした。追悼の意をこめて、年内に氏の作品をあと数冊読もうと思ってます。

雨女 泡坂妻夫
 短編が6本、前半は「女」をキーワードとした短めの3編、後半はややファース系本格で長めの3編と2部構成、「雨女」「凶手の影」のここで使うのは勿体無いと感じるトリック、「危険なステーキ」の犯人特定の論理、そして「ぼくたちの太陽」のハチャメチャぶりが印象的。

 今夜の「猿ロック」も集中です!

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