2009年10月17日土曜日

マリン&新日のユニークなマーラー1番

 ぼちぼちの秋晴れで気温はほぼ平年並み、午後からは雲が多くなり時に雨も、午前はテニス、午後からはコンサートのハシゴと充実の一日。

 まずはマーラー、指揮のマリンは初めて聴く人、新日は8月にやはりトリフォニーで1番を演奏しており(2009/8/1)、比較的短い間隔で同じ曲を演奏することになります。

10月17日(土) すみだトリフォニー
 イオン・マリン指揮新日フィル ベートーヴェン コリオラン、リスト PC1番、マーラー Sym1番
最初のベートーヴェンが静かに終わる曲で少し驚き、次のリストはマーラー6番が木霊する曲、ソリストのジャン=エフラム・バウゼはアンコールに現代風の曲、と思ったらドビュッシーとのこと。後半はお目当てマーラー、マリンはテンポをかなりいじるスタイル、しかも通常と違う所でスローダウンしたり、急にアッチェレして尋常じゃない速さになったりと、オケは大変。各パートのバランスや弱音部の表現なども時に個性的。第3楽章、弦バスソロが過去聴いたことの無い程抑揚たっぷりで驚いていると(マーラーの意図は措いといて)、その後もそのフレール・ジャックの旋律は皆同じ抑揚を付けていたので、マリンの指示と思われます。オケでは新日自慢のHr軍団8本、豪華な鳴りで最高でした。ただ補助のTb(Tpは未確認)と併せ、ラストの起立はせず。

 終演後、すぐNHKホールに移動してプレヴィン&N響の家庭Symへ、この公演の感想はまた次の記事で。

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