2009年10月4日日曜日

仲秋に豪快ショスタコーヴィチ7番 - 新田ユリ&オーケストラ エレティール

 昨夜宴会から戻って留守録で観たシャラポワvs.ヤンコビッチ、折角の(元)トップ同士の対戦なのに途中棄権は残念。阪神はまたも直接対決に完敗、再び他力本願状態です(涙)。

 秋雨の晴れ間、惜しくも夏日には届かないながら25度弱、夜浅い頃は昨夜に続き満月が、ただその後雲に隠れたので下り坂か。午前テニス、午後コンサートと典型的休日、ただ左膝はまだ痛いので練習は軽め。

 午後行ったのはよく聴くアマオケ、40回と節目の演奏会のせいか、大曲がメインです。

10月4日(日) すみだトリフォニー
 新田ユリ指揮オーケストラ エレティール 芥川也寸志 交響管絃楽のための音楽、ハチャトゥリャン Vn協奏曲、ショスタコーヴィチ Sym7番
 最初は2楽章形式の10分ほどの大管弦楽曲、第2楽章のTbがカッコよかったです。次のハチャトゥリャン、オケがソリストに気兼ねせず挑んでいたのが印象的、(一旦意識を失った時だったので定かではありませんが)ソリスト宮川正雪氏は記憶が飛んだのか第1楽章のカデンツァを何度かやり直していましたが、それにもめげず完奏し、盛大な拍手に応えてバッハっぽいアンコール。そして後半お目当てのショスタコ7番、シベリウス指揮者の印象が強い新田氏の解釈は弱音をかなり抑えたり(ヴァンスカの影響?)気付かなかったパートを強調したりと全体的にスマートな割には個性的な響き、最弱音とバンダの加わる最強奏との振幅が大きかった第3楽章が印象的。オルガン両脇に陣取ったバンダ(Hr4,Tp3,Tb3)と併せ、ブラスが大迫力で大満足の大団円、アンコールはありませんが、この時点で既に開演からきっかり3時間経過してました。

 このオケを全く同じ指揮者とソリストとの顔合わせで聴いた一昨年の演奏会の感想で、全く同じことを書いていて、我ながら語彙の少なさに笑ってしまいました。 

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