今夜はこれから金聖響&神奈川フィルでマーラー3番、彼の振るマーラーを初めて聴いたのは8年程前、京大オケの引越し公演の6番で、その緊張感漲る演奏は同曲屈指の体験でした。ところがそのすぐ後に聴いた都響との5番は「笛吹けど踊らず」的イマイチな演奏、それ以降聴いてません。少しは偉くなってオケも付いてくる今はどうでしょう。
<続き>
朝起きるとやや風邪の症状、コタツで寝たせいか(珍しくないけど)、微熱と軽い頭痛は終日継続、この日は雨交じりの曇り、昼でも10度に届かない寒い日でした。5日間掛かってやっと週末増加分1kgの半分しか減量出来ません。
午前中にゲルギー&LSOの5番やルイージ&PMFの先行発売があり、仕事をそっと抜け出してトライ、でも最安席は一瞬で売り切れでした、残念。
神奈川フィルを聴くのは2度目、とは言っても1度目は美人ピアニスト(メジューエワ)を見に行っただけ(笑)、でも何となくしっかりしたアンサンブルだった印象があります。
またこの夜のコンビは2年続くマーラーイヤーでチクルスをやるとか、その最初に3番を持ってくるなんて変わってます、嬉しいけど。
4月23日(金) みなとみらいホール
金聖響&神奈川フィル マーラー Sym3番
オケは対向配置でHrは9本、アルトはオケの中央やや後方、女声合唱(8-90名)はオケの後方に最初からスタンバイ、そして児童合唱(4-50名)は第3楽章コーダでPブロック後方オルガン前に登場、金のテンポは中庸かやや速めでアクも薄め、ただ棒はとても滑らかで表情豊か、ちょっとハーディングを思わせます。ただその棒の表情の半分位しか音になって無い感じ、それでも第2楽章のチャーミングな歌い回しが一番印象的でした。オケでは第1楽章のティンパニのキップの良い叩きっぷりが印象的、全体では機能性や音の厚みなど在京メジャーと比べるとやや見劣りはしますが、最後までまずまずのサウンドを聴かせてくれました。ただ、最後の1音は空にすーっと消えてゆく様な終え方を狙っていた感じでしたが、フライング拍手する人によってその意図は阻まれていました。
ホストホルンソロはTpっぽい音色でしたが、カーテンコールでは本物のポストホルンを持参して登場、最近そのパターンが多く、楽器が発達したのか、もしかしてギャグ(ネタ)なのかよく分かりません、前者だと思いたいですが…。
家に帰ってドゥダメル&エーテボリ響ライブの留守録をチェックすると1ミリ(秒)も録音されておらずショック死しそうになりました。友人に貰ったDATテープ、誤消去防止用のツメを折ってある(実際はシャッター)のに気付いてなかった…(涙)。
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