2010年4月2日金曜日

パルジファル急遽参戦 - シルマー&N響

春の嵐をもたらした低気圧の影響か、昨日の試合が中止になったお蔭でまたも単独首位!

 急遽「パルジファル」に参戦することになり、現在第1幕(長かった)後の休憩中、まだ先は長いし、帰ったらタモリ倶楽部の空耳アワード(総集編)やドゥダメルのロスフィル就任記念演奏会もある(どっちを録画するか迷うところ)ので、この続きはまた明晩。

 因みに明日は外来ユースオケでシベリウスの2番です!

<続き>
 翌日にこれを書いてます。深夜家に戻ったらかろうじて空耳には間に合いましたが、ドゥダメル&ロスフィルは「巨人」の第3楽章になってました(涙)。

 この前夜にフジでC.リーグ準々決勝(でもまた日本人がらみのカード)を放送しててビックリ! 地上波放映権は日テレに完全に移ったんじゃなかったの?

 この日は春の嵐がもたらした熱風で朝方に20度超を記録、後は下がる一方で雨まで降りだした午後には10度を割ってました。

 東京・春・音楽祭の「パルジファル」演奏会形式、最安券が手に入らず諦めていたんですが、当日の開演2時間ちょっと前になってネット掲示板に「余っている招待券を無料で」の投稿が!

 即攻飛びついて1枚GET、時折しも研究室ではお茶とおやつの時間、「急にチケット取れたんで」と大手を振って出てきましたが、カタギの社会人なら無理でしょう(笑)。

 遠方ゆえ着替える時間も無く作業ズボンと寝巻き同然の上着で電車に飛び乗り文化会館に着いたのは開演10分前、本当にSかA相当の招待席を無料でいただいてしまいました。ホント有難うございます!

 この音楽祭、以前"東京のオペラの森"と題していたもの発展形?なので、臨時編成の音楽祭オケを聴きたいところですが、N響のワーグナーと言えば「トーキョーリング」後半にピットに入ってメルクルの棒で聴かせた「黄昏」での格違いのド迫力を鮮烈に覚えているだけに、その意味で期待が膨らみます。

4月2日(金) 東京文化会館
 ウルフ・シルマー指揮NKH交響楽団 ワーグナー パルジファル (演奏会形式)
コンマスは見慣れない外人さん、演奏会形式ですが独唱者や合唱がストーリーに合わせて出入りし、舞台裏から合唱が聴こえることも、シルマーは棒も表現もクセの無い感じ、合唱のオペラシンガーズはさすがの迫力、N響も弦はさすがの均質な響き、また聖金曜日の音楽でのTbが豪快、ただ全体的には新国「黄昏」で聴いた程の圧倒的な迫力は感じませんでした。席位置が舞台に近かった(1階R最前列付近)せいかも。歌手ではクンドリ役のミヒャエラ・シュスターが迫力、脇役の歌手達は第3幕では合唱に加わっていた模様。N響にしてはちょっと粗い部分もあったので、4日はもっと良くなるのでは。

 「パルジファル」は例年バイロイトの中継をFMで斜め聴きするくらい、全3幕とも状況説明のセリフ(歌)の部分が意外と多く、歌手に興味の無い自分にとっては、演奏会形式だと第1幕前半など少々辛い部分がありました。(第1幕だけでマーラー3番と同じ長さ!)

 字幕付きで聴いて、童貞を奪おうとする話だということを初めて知りました(笑)。

0 件のコメント:

コメントを投稿