2010年5月17日月曜日

やっぱり名作 - 東野圭吾選「スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎001」

 うーん、楽天さん、たかが阪神相手に岩隈とマー君をぶつけるなんて、もうイジメです(涙)。この交流戦、パのチームはエース級を巨人にだけ(中日もOKかも)ぶつけるようにローテを組み直して欲しいものです。

 夜行バスで東京に着くとその暖かさにほっと一息、更に高速バスを乗り継ぎ自宅に到着、まず留守録してあったモナコGPを観戦、シューマッハーのラスト数100mにビックリ!(やり過ぎ?)、そして午前遅くには職場復帰。

 しっかり晴れて気温は高く最高27度、北陸から戻ったばかりなので関東は暖かいなぁ、と感じましたが、実際は全国的にこの3日間上昇傾向なだけかも。 

 実家の父は本好き、ただ年で根気が無くなったのか短編しか読まないとのことなので、帰省する際はなるべく短編集を持ち帰ります。

 本日はその帰省の途で読んだ本から。日本推理作家協会が出しているアンソロジー(殆どが講談社文庫になってます)に収録された作品から更に特定の編者がチョイスした作品集の第1弾、選者は東野圭吾です。

スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎001 東野圭吾選
 ビッグネームの8作を収録、うち既読が2、3編(ボケ老人ゆえ記憶が曖昧…)、初読作品では日下圭介「緋色の記憶」の意外なトリッキーさ、連城三紀彦「ぼくを見つけて」の"らしい"内容、小杉健治「手話法廷」の人情など印象に残りましたが、やはり出色は宮部みゆきの名作「サボテンの花」、(再読なのに)冒頭からその巧さに改めて唸さらされました。巻末の東野圭吾の解説も微笑ましい楽しさです。

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