2014年8月6日水曜日

アリスのノンシリーズ短編集その1 - 有栖川有栖「ジュリエットの悲鳴」

 連日の猛暑日!と思ったら今日は35度に0.2度届かず(涙)、とは言え昨日今日がこの夏のピークと判断し、この2日は昼休みを長めに取って壁打ち&日向ぼっこを満喫。

 ただ、今年最初のツクツクボウシの声が、うーん、本当にもう夏の折り返し点なのか(涙)、と思って調べると明日が立秋、やっぱり。

 本日は前回(か前々回)の帰省から戻る際手に取った作品から、2大シリーズキャラクターを持つ著者による、ノンシリーズ作品を集めた短編集、8つの短編と、4つのショートショートが収められてます。

ジュリエットの悲鳴 有栖川有栖
 軽いタッチの作品が多く気軽に楽しめるラインナップ、ショートショート「世紀のアリバイ」の切れ味が個人的には出色、あと「落とし穴」の正統的な倒叙味と、「登竜門が多すぎる」の東野圭吾「超読書機械殺人事件」(「超・殺人事件」所収)を思わせる自虐味(でも本作の方がずっと早い!)が印象的。

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