今再放送中の「1リットルの涙」、その後のエリカ様のご活躍を見るにつけ、あの時の涙を返せ! と言いたくなります(笑)、
が、改めて「病気は (吸気音) 病気は (吸気音) どうして私を選んだの?」のシーンでまた泣いてしまう自分が情けないです。
今日は立秋、いい感じに真夏日は続いてますが、これまでコガネムシばかりだった宿舎玄関前の廊下(8階)に横たわる遺骸にアブラゼミが加わり始め、改めて夏の転換点を感じさせます。
夜は東京に出てPMF、当初予定のマゼールはご存知の通り体調不良によりキャンセル、代役は佐渡、メインはショスタコ5番、彼の振る5番は1-2度聴いているので、マゼールで聴きたかった、けれど、死んじゃうとは思いもよらず。
8月7日(木) サントリーホール
佐渡裕&PMFオーケストラ バーンスタイン "キャンディード"序曲、チャイコフスキー ロココの主題による変奏曲、ショスタコーヴィチ Sym5番
キャンディードは最後のテンポアップと高揚感が素晴らしく、個人的には本日の白眉、続くロココ風のソリストはイケメンのセルゲイ・アントノフ、アンコールに終曲をもう1度。
後半のショスタコはティンパニ2組(←そうだったっけ?)、ハープ2本、Tp5本にはトップ含め女性2名、Tb4本(女性1名)、HrはRAから見えず、佐渡は激しさほどほどなのは以前聴いた時と同じながら、所々に独自の表現が増えた感じ、終楽章緩徐部で弦をたっぷり鳴らし、コーダ前でスローダウンしたのが印象的、コーダは(バーンスタイン風ではなく)やや速め程度、全体的にブラスの鳴りもほどほど程度、アンコールは無し。
アンコール無し、ってPMFでは初めて?って位珍しいのでは、と思って日記を読み返せば、2-3年前のルイージの時(マーラー1番、アルプスSym、チャイコ6番)、その前のMTTの時(マーラー5番)もアンコール無し、さすがはボケ老人、すっかり忘れてます。
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