あーあ、ついに5連敗、まあ、いいですけど。それより横浜さんグッジョブですっ!
そこそこの晴れながら台風の影響か雲多く風も強め、気温も先週の予想程は上がらず33度台、実家の石川では37度台を記録したとのこと、羨ましい限りです。
本日は先日の試合の時に読んだ本から、「向日葵の咲かない夏」で驚かせてくれた道尾秀介の第5作、ノンシリーズ作品です(たぶん)。
片眼の猿 道尾秀介
盗聴を得意とする私立探偵が産業スパイの調査をするうち殺人に遭遇、個性的な仲間達と事件の解決へ、という軽妙なタッチのハードボイルド、と思わせておいて終盤色んな真実が炸裂、仕掛けを見破ったと思っていてもそれ以上のサプライズを味わうと共に、軽いノリで書かれた理由まで最後に浮かび上がる仕組み、ちょっとあざといけど。
処女作「背の眼」あたりに比べると格段にリーダビリティも向上してます。
因みに著者の書下ろし原作によるドラマ「月の恋人」は、結局ミステリー的オチの無いオールドファッションな恋愛ものでしたが、一つだけ小ネタ(硬貨4枚の示すもの)でオチがあってちょっとビックリ。
2010年8月11日水曜日
2010年8月10日火曜日
結末が個性的なSF系青春ミステリー - 米澤穂信「ボトルネック」
この試合の2日間、移動時や待ち時間で本は沢山読めました。ただ今日はその前、先週末に読んだ本から。やや分別臭い内容を持つ青春ミステリーの多い筆者の個性が前面に出た作品です。
ただ金沢や東尋坊に土地鑑のある(石川出身の)自分には、その舞台の描写だけで十分楽しめましたが、一般の読者にはそのあたりが微妙かも。
ボトルネック 米澤穂信
恋人を弔うべく訪れた東尋坊で意識を失い、金沢で目覚めた時に周りの世界に感じる違和感、その謎が氷解するに従い主人公が冷厳な事実に直面するというお話、謎の解明にはミステリー的語法が使われていますが、内容はSF仕立ての青春小説、それでも以下のネタバレの項で述べる印象的な結末ゆえ、やはりミステリーとして楽しめました。
<< 以下ネタバレにつき未読の方は飛ばして下さい!! >>
結末に至り、本作が「女か虎か」に連なるリドルストーリーとなっている仕掛けに唸りました。
ただ金沢や東尋坊に土地鑑のある(石川出身の)自分には、その舞台の描写だけで十分楽しめましたが、一般の読者にはそのあたりが微妙かも。
ボトルネック 米澤穂信
恋人を弔うべく訪れた東尋坊で意識を失い、金沢で目覚めた時に周りの世界に感じる違和感、その謎が氷解するに従い主人公が冷厳な事実に直面するというお話、謎の解明にはミステリー的語法が使われていますが、内容はSF仕立ての青春小説、それでも以下のネタバレの項で述べる印象的な結末ゆえ、やはりミステリーとして楽しめました。
<< 以下ネタバレにつき未読の方は飛ばして下さい!! >>
結末に至り、本作が「女か虎か」に連なるリドルストーリーとなっている仕掛けに唸りました。
2010年8月8日日曜日
ジャンプのマーラー - 金子建志&千葉フィルのマーラー9番
あーあ、やっぱ12球団(11球団じゃなくて)で唯一山本昌を打てないのが阪神のよう、これで目標の1勝が怪しくなってきました。
あと昨夜テレ東で放送のUFC、済みません、今の五味ならタイソン・グリフィンにも負けると思ってました。
空にはうろこ雲が見えたりもしましたがそこそこの晴れ、気温は少し盛り返して最高34.5度、この半月は部屋の温度が常時31-2度を維持しており、日記を付け始めて以降、最高の夏です。ま、それは環境の話であって、私生活的には100%夏は終了してしまいましたが(笑)。
早起きして午前中テニス、午後アマオケ、と典型的休日。先々週だったか、乗った電車(TXと中央線)がことごとく冷房が効き過ぎ(含む弱冷房車)で凍死するかと思いましたが、今日はまだ許容範囲、と思ったら八重洲から有明へ向かう都バスが激寒でした。
ま、乗ってきた人達は口々に「冷房効いてる!」と嬉しそうでしたが…。
午後聴いたのは昔のFMライブ番組の名解説でお馴染み金子建志の振るマーラーです。特に9番はバーンスタインが1度だけBPOを振った同曲のFM放送時の体験が彼のマーラー感の大きな転機となったことをどこかに書いてました(自分にもそうだったかも)ので、彼にとって思い入れの強い曲であることは間違い無さそう。
ただこの季節、ホール内の冷房にも悩まされるため、共にマーラーだった昨日も今日も、終楽章になる頃にはお腹がゴロゴロ、トイレ警報発令状態で聴く羽目になるのが辛いところ(涙)。ああ、冷房の無い国に住みたい!(ってか、俺が子供の頃はそうだった…。)
8月8日(日) 習志野文化ホール
金子建志指揮千葉フィルハーモニー管弦楽団 バーンスタイン 管弦楽のためのディヴェルティメント、マーラー Sym9番
メインが9番ゆえか前半はバーンスタイン、実演で全曲聴くのは初めての楽しい曲、金子氏はバーンスタインを意識してか何度もジャンプ!そして後半のマーラー、氏によると9番は1stVnと2ndVnの掛け合いが重要なので対向配置は譲れないけれど、アマゆえ弾きやすさを考慮して低弦の位置は変えず2ndVnとVlaだけ入れ替えたとのこと、冒頭から無理に抑えることなく各動機をしっかり鳴らしてゆく音作り、HrとTpソロが見事、またも何度かジャンプの出た第3楽章は躍動感とブラスの鳴りが激しく、終楽章前半では非力でやや不安定な弦セクションから訴求力ある響きを丁寧に紡ぎ出しており少し感動、クライマックスでのTpの鳴りも豪快、終幕の静かな部分では早い段階からVlaを強調するバランスが印象的、そして余り粘らずに到達した最後の1音、どこで音を止めていいのか判らない振り方のため、かなり長めに音が消えてゆき、その後20秒程の黙祷が続きました。
今年9番はこれで4度目ですが、今日の演奏が一番オケが未熟なのに一番感動した演奏でした。金子氏の9番はこれで2度目(か3度目)ですが、確実に彼の中で深化が進んでいると思います。
例によってパンフには金子氏の詳細な解説があって楽しく、様々な発見がありましたが、9番の第3楽章の主題が1番の第3楽章"フレール・ジャック"の早回しになってるとは知りませんでした。
あと昨夜テレ東で放送のUFC、済みません、今の五味ならタイソン・グリフィンにも負けると思ってました。
空にはうろこ雲が見えたりもしましたがそこそこの晴れ、気温は少し盛り返して最高34.5度、この半月は部屋の温度が常時31-2度を維持しており、日記を付け始めて以降、最高の夏です。ま、それは環境の話であって、私生活的には100%夏は終了してしまいましたが(笑)。
早起きして午前中テニス、午後アマオケ、と典型的休日。先々週だったか、乗った電車(TXと中央線)がことごとく冷房が効き過ぎ(含む弱冷房車)で凍死するかと思いましたが、今日はまだ許容範囲、と思ったら八重洲から有明へ向かう都バスが激寒でした。
ま、乗ってきた人達は口々に「冷房効いてる!」と嬉しそうでしたが…。
午後聴いたのは昔のFMライブ番組の名解説でお馴染み金子建志の振るマーラーです。特に9番はバーンスタインが1度だけBPOを振った同曲のFM放送時の体験が彼のマーラー感の大きな転機となったことをどこかに書いてました(自分にもそうだったかも)ので、彼にとって思い入れの強い曲であることは間違い無さそう。
ただこの季節、ホール内の冷房にも悩まされるため、共にマーラーだった昨日も今日も、終楽章になる頃にはお腹がゴロゴロ、トイレ警報発令状態で聴く羽目になるのが辛いところ(涙)。ああ、冷房の無い国に住みたい!(ってか、俺が子供の頃はそうだった…。)
8月8日(日) 習志野文化ホール
金子建志指揮千葉フィルハーモニー管弦楽団 バーンスタイン 管弦楽のためのディヴェルティメント、マーラー Sym9番
メインが9番ゆえか前半はバーンスタイン、実演で全曲聴くのは初めての楽しい曲、金子氏はバーンスタインを意識してか何度もジャンプ!そして後半のマーラー、氏によると9番は1stVnと2ndVnの掛け合いが重要なので対向配置は譲れないけれど、アマゆえ弾きやすさを考慮して低弦の位置は変えず2ndVnとVlaだけ入れ替えたとのこと、冒頭から無理に抑えることなく各動機をしっかり鳴らしてゆく音作り、HrとTpソロが見事、またも何度かジャンプの出た第3楽章は躍動感とブラスの鳴りが激しく、終楽章前半では非力でやや不安定な弦セクションから訴求力ある響きを丁寧に紡ぎ出しており少し感動、クライマックスでのTpの鳴りも豪快、終幕の静かな部分では早い段階からVlaを強調するバランスが印象的、そして余り粘らずに到達した最後の1音、どこで音を止めていいのか判らない振り方のため、かなり長めに音が消えてゆき、その後20秒程の黙祷が続きました。
今年9番はこれで4度目ですが、今日の演奏が一番オケが未熟なのに一番感動した演奏でした。金子氏の9番はこれで2度目(か3度目)ですが、確実に彼の中で深化が進んでいると思います。
例によってパンフには金子氏の詳細な解説があって楽しく、様々な発見がありましたが、9番の第3楽章の主題が1番の第3楽章"フレール・ジャック"の早回しになってるとは知りませんでした。
2010年8月7日土曜日
立秋のマーラー3番 - シュピーラー&フィルハーモニックアンサンブル管
うーむ、やはりナゴヤドームでは勝てません。でも広島はよくやった!ただ前田の3勝以外巨人に勝ってないのはどうかと思います。
今日は立秋、これを過ぎると"残暑"と呼ばれる訳ですが、たぶん統計的にはこの立秋の頃が暑さのピークなのでは、本日もよく晴れて34度には届きましたが、2日連続して微妙に低下傾向です。
練習場所が無く日中は教え子の試合の応援へ、勝つべき試合は勝ってくれて一安心。
夕方はマーラーを聴きにサントリーへ、演ずるのは挟み込みチラシで以前から気になっていたアマオケの老舗、ただその価格設定が異様に高く(最安券だとプロより高い!)、これまで聴く機会に恵まれませんでしたが、知人の奢りで初の参戦です。
パンフを見ると、何とこれまで演奏旅行でムジークフェライン、コンセルトヘボウ、フィルハーモニー、カーネギーなど名だたるホールで演奏してます。す、凄い…。
8月7日(土) サントリーホール
カルロス・シュピーラー指揮フィルハーモニックアンサンブル管弦楽団 マーラー Sym3番
まずHrが12本もいるのにビックリ、オケは弦が安定しており管も全パート達者、確かにアマオケでもトップクラスの実力か((元)プロも混じってる感じ)。第3楽章が終わると驚きの20分休憩、この間に女声約100人、児童約50人の合唱とソリストが加わって後半戦へ、終楽章クライマックスでは弦管バランスの取れた雄大な響きを満喫しました。ただオケにこれだけの力があれば、指揮者の個性によるプラスアルファが欲しいところ、シュピーラーの紡ぎ出す音には余りそれが感じられず少し残念。
明日もアマオケでマーラー、金子建志の振る9番です!
今日は立秋、これを過ぎると"残暑"と呼ばれる訳ですが、たぶん統計的にはこの立秋の頃が暑さのピークなのでは、本日もよく晴れて34度には届きましたが、2日連続して微妙に低下傾向です。
練習場所が無く日中は教え子の試合の応援へ、勝つべき試合は勝ってくれて一安心。
夕方はマーラーを聴きにサントリーへ、演ずるのは挟み込みチラシで以前から気になっていたアマオケの老舗、ただその価格設定が異様に高く(最安券だとプロより高い!)、これまで聴く機会に恵まれませんでしたが、知人の奢りで初の参戦です。
パンフを見ると、何とこれまで演奏旅行でムジークフェライン、コンセルトヘボウ、フィルハーモニー、カーネギーなど名だたるホールで演奏してます。す、凄い…。
8月7日(土) サントリーホール
カルロス・シュピーラー指揮フィルハーモニックアンサンブル管弦楽団 マーラー Sym3番
まずHrが12本もいるのにビックリ、オケは弦が安定しており管も全パート達者、確かにアマオケでもトップクラスの実力か((元)プロも混じってる感じ)。第3楽章が終わると驚きの20分休憩、この間に女声約100人、児童約50人の合唱とソリストが加わって後半戦へ、終楽章クライマックスでは弦管バランスの取れた雄大な響きを満喫しました。ただオケにこれだけの力があれば、指揮者の個性によるプラスアルファが欲しいところ、シュピーラーの紡ぎ出す音には余りそれが感じられず少し残念。
明日もアマオケでマーラー、金子建志の振る9番です!
2010年7月29日木曜日
要再読、一見恋愛小説、その実ミステリー - 乾くるみ「イニシエーション・ラブ」
幸せな"梅雨明け10日"の期間も12日間で終焉、今日は終日風が強く、雨が降ったりやんだり、気温も日中一向に上がらず16日振りの30度割れ、セミの声も切れぎれです。
本日は以前から気になっていた作品で、昨日のコンサートの往き帰りで一気に読めました、が、帰宅してから再読(ざっとですが)する羽目に。
イニシエーション・ラブ 乾くるみ
80年代の静岡を舞台にした恋愛小説、何の犯罪も起こりませんが背後にはミステリー的企みが、仕掛けに気付いた、と思ったのも束の間、再読して自分の読みが浅かったことに気付かされ、真相に背筋が寒くなりました。ただ昭和を知らない読者には種々の伏線の大半は理解不能なのでは。個人的には「山本スーさん久美子」がツボ、あと、"面白かった新刊"が「十角館の殺人」だったのにもニヤリ。
巧緻な企みに舌を巻きましたが、作中にも出てくる連城三紀彦や泡坂妻夫がこのプロットを書いたのなら、さすが、の一言で済ませていたかも。
登場人物の描き方(男・女共に)など、まるで男性が書いたとしか思えない内容、と思っていたら、何とこの著者、女性じゃなくて男性!「くるみ」なのに…、2重に騙された…。
読後、つい「木綿のハンカチーフ」を口ずさんでしまい、歌詞があやふやになっていることにショックを受けました。
<追記>
<< 以下ネタバレにつき未読の方は飛ばして下さい!! >>
A面の夕樹を「たっくん」と呼ぶのに無理があるのは当然ですが、B面の辰也の愛称が「たっくん」というのも微妙に不自然(普通なら「たっちゃん」か?)なことから、辰也の前にも「たくや」とかそんな名前のたっくんがいて、子供の父親もその"たっくん"だったと考えると、
「初めての相手がたっくんで、(中略) 二度目の相手もたっくん。三度目の相手もたっくん。これからずっと、死ぬまで相手はたっくん一人」
というセリフの怖さが倍増します。
本日は以前から気になっていた作品で、昨日のコンサートの往き帰りで一気に読めました、が、帰宅してから再読(ざっとですが)する羽目に。
イニシエーション・ラブ 乾くるみ
80年代の静岡を舞台にした恋愛小説、何の犯罪も起こりませんが背後にはミステリー的企みが、仕掛けに気付いた、と思ったのも束の間、再読して自分の読みが浅かったことに気付かされ、真相に背筋が寒くなりました。ただ昭和を知らない読者には種々の伏線の大半は理解不能なのでは。個人的には「山本スーさん久美子」がツボ、あと、"面白かった新刊"が「十角館の殺人」だったのにもニヤリ。
巧緻な企みに舌を巻きましたが、作中にも出てくる連城三紀彦や泡坂妻夫がこのプロットを書いたのなら、さすが、の一言で済ませていたかも。
登場人物の描き方(男・女共に)など、まるで男性が書いたとしか思えない内容、と思っていたら、何とこの著者、女性じゃなくて男性!「くるみ」なのに…、2重に騙された…。
読後、つい「木綿のハンカチーフ」を口ずさんでしまい、歌詞があやふやになっていることにショックを受けました。
<追記>
<< 以下ネタバレにつき未読の方は飛ばして下さい!! >>
A面の夕樹を「たっくん」と呼ぶのに無理があるのは当然ですが、B面の辰也の愛称が「たっくん」というのも微妙に不自然(普通なら「たっちゃん」か?)なことから、辰也の前にも「たくや」とかそんな名前のたっくんがいて、子供の父親もその"たっくん"だったと考えると、
「初めての相手がたっくんで、(中略) 二度目の相手もたっくん。三度目の相手もたっくん。これからずっと、死ぬまで相手はたっくん一人」
というセリフの怖さが倍増します。
2010年7月24日土曜日
アンコール素敵な爆演系 - 森口真司&オーケストラ・ダヴァーイのグラズノフ5番、シンデレラ
今ツールの最終決戦、個人TTをテキストライブ観戦中、2位のアンディが、そしてマイヨジョーヌのコンタドールが出て行きました。
またも晴れて猛暑日&熱帯夜、最高気温も35.8度と微妙に最高値を更新、この2晩は自宅の室温も32度を維持してます。梅雨明け以降の8日間、一滴の雨も無く気温は常に高めをキープ、そしてこの3日間は35度超、日記を付け始めての5年間では、最高の1週間を過ごしている気がします。
最高のテニス日和ながら練習場所が無く、後輩が男女揃って名誉ある大会の決勝に進んだのでその応援へ、多摩の奥地まで青春18切符で向かいました。いつもながら、真夏は自分がプレーするより観ている方がアツイです。
試合を全部観終わる前にアマオケの開演時間が近付いてタイムアウト、後ろ髪を引かれつつ、東京を横断し、スカイツリーの待つ錦糸町へ向かいました。
聴いたのは過去爆演を聴かせてくれた(ラフマニノフ2番、ショスタコ8番)ロシア圏音楽専門オケです。
7月24日(土) すみだトリフォニー
森口真司&オーケストラ・ダヴァーイ グラズノフ Sym5番、プロコフィエフ シンデレラ抜粋
最初のグラズノフは期待よりブラスが大人しめ、リズムのキレもやや甘く感じ、終楽章はそこそこハジけたものの、かなり物足りない感。後半のプロコ「シンデレラ」の実演は初めて、と言うか12時の鐘が鳴る部分しか耳覚えが無く、全曲から27曲も抜粋した1時間の長尺版が不安でしたが、プロのアナウンサー曽根純恵嬢のストーリーテリングが数曲ごとに入ったお蔭でダレずに楽しめました。ただ曲の大半は「ロミジュリ」と言われても違和感の無い金太郎飴プロコ節でした(笑)。Hrが前半より大分よくなり、Tp、Tbの吹きっぷりもややスケールアップ、階上のオルガン右脇に配した鐘とチャカポコを激しくぶっ叩く12時を頂点に盛り上がりましたが、それでも期待した爆演では無い感じ、ところがアンコールはレスギンカ、勿論パーカッションを筆頭に暴れまくり、最後に期待の爆裂サウンドが聴けて満足でした。
明日はアマオケでシベ5を聴くかどうか迷い中です。
またも晴れて猛暑日&熱帯夜、最高気温も35.8度と微妙に最高値を更新、この2晩は自宅の室温も32度を維持してます。梅雨明け以降の8日間、一滴の雨も無く気温は常に高めをキープ、そしてこの3日間は35度超、日記を付け始めての5年間では、最高の1週間を過ごしている気がします。
最高のテニス日和ながら練習場所が無く、後輩が男女揃って名誉ある大会の決勝に進んだのでその応援へ、多摩の奥地まで青春18切符で向かいました。いつもながら、真夏は自分がプレーするより観ている方がアツイです。
試合を全部観終わる前にアマオケの開演時間が近付いてタイムアウト、後ろ髪を引かれつつ、東京を横断し、スカイツリーの待つ錦糸町へ向かいました。
聴いたのは過去爆演を聴かせてくれた(ラフマニノフ2番、ショスタコ8番)ロシア圏音楽専門オケです。
7月24日(土) すみだトリフォニー
森口真司&オーケストラ・ダヴァーイ グラズノフ Sym5番、プロコフィエフ シンデレラ抜粋
最初のグラズノフは期待よりブラスが大人しめ、リズムのキレもやや甘く感じ、終楽章はそこそこハジけたものの、かなり物足りない感。後半のプロコ「シンデレラ」の実演は初めて、と言うか12時の鐘が鳴る部分しか耳覚えが無く、全曲から27曲も抜粋した1時間の長尺版が不安でしたが、プロのアナウンサー曽根純恵嬢のストーリーテリングが数曲ごとに入ったお蔭でダレずに楽しめました。ただ曲の大半は「ロミジュリ」と言われても違和感の無い金太郎飴プロコ節でした(笑)。Hrが前半より大分よくなり、Tp、Tbの吹きっぷりもややスケールアップ、階上のオルガン右脇に配した鐘とチャカポコを激しくぶっ叩く12時を頂点に盛り上がりましたが、それでも期待した爆演では無い感じ、ところがアンコールはレスギンカ、勿論パーカッションを筆頭に暴れまくり、最後に期待の爆裂サウンドが聴けて満足でした。
明日はアマオケでシベ5を聴くかどうか迷い中です。
2010年7月15日木曜日
救いある翳 - 道尾秀介「シャドウ」
曇りながら青空ものぞく熱帯夜&真夏日、日没後の西の空には三日月と金星が仲良く並んでいます。
さすがにもうツツジの花は見かけなくなりましたが、ヒマワリは半月ほど前からあちこちで咲いています。
時々通る道沿いに、庭の中の5m四方程が全部ヒマワリ、というお家があります。例年は数え切れない位の本数の2m以上ありそうなヒマワリが押し合いへし合い立っているのに、今年はパラパラとほんの数本しかありません、意図的にそうしたのか、自然にそうなったのかは分かりませんが、ちょっと淋しい感じです。
ヒマワリと言えば「向日葵の咲かない夏」の道尾秀介、彼の第4作は同様に子供を主人公しており、第7回本格ミステリ大賞受賞傑作とのこと、ブラジルの喪に服していた頃に読み、これで夏の課題だった初期作完遂を果たしました。
シャドウ 道尾秀介
ある父子家庭を軸に主人公の周りで起きる転落死など大小の事件が他視点で語られ、種々の伏線を回収する結末へと収束します。序盤掴み所の無いストーリーの背後にある絵が徐々に浮かび上がってくる構成は巧く出来ており、しっかり騙されました。ただ、お話を綺麗にまとめようとする意図が見える点と真相の意外性の点で「向日葵の咲かない夏」には一歩譲る印象です。
さすがにもうツツジの花は見かけなくなりましたが、ヒマワリは半月ほど前からあちこちで咲いています。
時々通る道沿いに、庭の中の5m四方程が全部ヒマワリ、というお家があります。例年は数え切れない位の本数の2m以上ありそうなヒマワリが押し合いへし合い立っているのに、今年はパラパラとほんの数本しかありません、意図的にそうしたのか、自然にそうなったのかは分かりませんが、ちょっと淋しい感じです。
ヒマワリと言えば「向日葵の咲かない夏」の道尾秀介、彼の第4作は同様に子供を主人公しており、第7回本格ミステリ大賞受賞傑作とのこと、ブラジルの喪に服していた頃に読み、これで夏の課題だった初期作完遂を果たしました。
シャドウ 道尾秀介
ある父子家庭を軸に主人公の周りで起きる転落死など大小の事件が他視点で語られ、種々の伏線を回収する結末へと収束します。序盤掴み所の無いストーリーの背後にある絵が徐々に浮かび上がってくる構成は巧く出来ており、しっかり騙されました。ただ、お話を綺麗にまとめようとする意図が見える点と真相の意外性の点で「向日葵の咲かない夏」には一歩譲る印象です。
2010年7月10日土曜日
3人がセレブを目指したワケ - セレぶり3ラストステージ ~セレブは惜しまれつつ解散するものだ~
今土曜早朝、これから近場へ合宿に出掛けるところ、夜は急遽「セレぶり3」舞台版への参戦が決定したので、昨日のNBAFinalGame7の続きはまた明日の記事で。
<続き>
合宿から戻りました。この日は雨予報が見事なまでに外れ、青空望める真夏日、しっかり朝から夕方までテニス出来ました。
夕方少しだけ早めに上がって新宿へ、水曜申し込み&金曜結果発表と直前の無料招待抽選が当たっての観劇は、去年散々楽しませてもらった「セレぶり3」の舞台版、これが2作目とのことです。
7月10日(土) 全労済ホール スペース・ゼロ
セレぶり3ラストステージ ~セレブは惜しまれつつ解散するものだ~
「セレぶり3」の3人で組んだユニットの歌が大ヒット!ホントにセレブになってしまった彼女達が、そもそもセレブを目指すことになったキッカケをそれぞれ回想する3つのストーリー、その前後に3人の生歌が入ります。ジョナの名前の由来やミチコマンがカープファンになった訳が明らかに!劇中3人は何役もこなし、中には強烈なキャラ(タニシの西田)も。グッチ・ジョナ・ミチコマンを生で見られて幸せ。
早めに会場に着いたので、ロビーのソファで食パン+牛乳の夕飯をパクついていると、事務所関係なのか、TVで見かけたことのある女優(の卵)が次々と目の前に集まってきて挨拶&業界トーク(「先日の収録ではどうも…」)、近くで見るとさすがにみんなビックリするほど細くて可愛く、ボーッとなってしまいました。
<続き>
合宿から戻りました。この日は雨予報が見事なまでに外れ、青空望める真夏日、しっかり朝から夕方までテニス出来ました。
夕方少しだけ早めに上がって新宿へ、水曜申し込み&金曜結果発表と直前の無料招待抽選が当たっての観劇は、去年散々楽しませてもらった「セレぶり3」の舞台版、これが2作目とのことです。
7月10日(土) 全労済ホール スペース・ゼロ
セレぶり3ラストステージ ~セレブは惜しまれつつ解散するものだ~
「セレぶり3」の3人で組んだユニットの歌が大ヒット!ホントにセレブになってしまった彼女達が、そもそもセレブを目指すことになったキッカケをそれぞれ回想する3つのストーリー、その前後に3人の生歌が入ります。ジョナの名前の由来やミチコマンがカープファンになった訳が明らかに!劇中3人は何役もこなし、中には強烈なキャラ(タニシの西田)も。グッチ・ジョナ・ミチコマンを生で見られて幸せ。
早めに会場に着いたので、ロビーのソファで食パン+牛乳の夕飯をパクついていると、事務所関係なのか、TVで見かけたことのある女優(の卵)が次々と目の前に集まってきて挨拶&業界トーク(「先日の収録ではどうも…」)、近くで見るとさすがにみんなビックリするほど細くて可愛く、ボーッとなってしまいました。
2010年7月1日木曜日
本格度アップ、他の要素ダウンのシリーズ第2作 - 道尾秀介「骸の爪」
ここ2日間続けて3時間睡眠だったせいか、昨夜はフェデラーの試合を見てるうちに意識喪失、目が覚めたらジョコヴィッチの試合(しかも内容イマイチ)になってました(涙)。
今日から7月、ほぼ曇りながら気温は高めで30度弱に達する準真夏日、数日前関西時代のテニス仲間から「1日早朝テニス出来ないか?」と連絡があり(彼は神奈川在住!ここは茨城なのに…)、早朝貸し出している公営コートを確保し7-9時で練習、しかも何かの記念日らしくコート代無料!ラッキーでした。ただ膝の具合がイマイチなのにガッツリやったので後を引かないか少し心配。
本日は昨日読了した本から、今年の課題図書、道尾作品の3冊目は、彼の第3作にして処女作「背の眼」(2010/6/23)メンバーの活躍するシリーズとしては2作目となる作品。
骸の爪 道尾秀介
今回も主人公が山奥の仏所で怪奇現象を体験、それと時を同じくして不可解な失踪も起き、その謎に「背の眼」のコンビ(トリオ)が挑むことになる展開、前作に比べるとお話のスケール、ホラー度、キャラ読み度や人情話などの物語性等々、かなり減じてはいますが、その代わりロジックやトリックなど本格ミステリー度が上昇(ロジックを構成するために無理矢理感があったり、若干あざとかったりしますが…)、特に数多くの伏線の回収は見事、どっちの要素を好むかで評価は分かれそうです。
偶然なのか意図的なのかは分かりませんが、前作を読んだ人なら「ここは真の怪奇現象なのか、それとも論理で解体される部分なのか」といった通常の本格とは別次元の推理も必要になる分、より謎解きが困難になる趣向にもなっています。
次は最も期待する「シャドウ」です!
今日から7月、ほぼ曇りながら気温は高めで30度弱に達する準真夏日、数日前関西時代のテニス仲間から「1日早朝テニス出来ないか?」と連絡があり(彼は神奈川在住!ここは茨城なのに…)、早朝貸し出している公営コートを確保し7-9時で練習、しかも何かの記念日らしくコート代無料!ラッキーでした。ただ膝の具合がイマイチなのにガッツリやったので後を引かないか少し心配。
本日は昨日読了した本から、今年の課題図書、道尾作品の3冊目は、彼の第3作にして処女作「背の眼」(2010/6/23)メンバーの活躍するシリーズとしては2作目となる作品。
骸の爪 道尾秀介
今回も主人公が山奥の仏所で怪奇現象を体験、それと時を同じくして不可解な失踪も起き、その謎に「背の眼」のコンビ(トリオ)が挑むことになる展開、前作に比べるとお話のスケール、ホラー度、キャラ読み度や人情話などの物語性等々、かなり減じてはいますが、その代わりロジックやトリックなど本格ミステリー度が上昇(ロジックを構成するために無理矢理感があったり、若干あざとかったりしますが…)、特に数多くの伏線の回収は見事、どっちの要素を好むかで評価は分かれそうです。
偶然なのか意図的なのかは分かりませんが、前作を読んだ人なら「ここは真の怪奇現象なのか、それとも論理で解体される部分なのか」といった通常の本格とは別次元の推理も必要になる分、より謎解きが困難になる趣向にもなっています。
次は最も期待する「シャドウ」です!
2010年6月27日日曜日
メルクル&N響の1番
「アイドルの穴2010」が昨夜最終回、元キャンパスナイターズ木村好珠がどうなったか気になってW杯、ウィンブルドン、F1の合間にチェックすると、まだ残っていたのみならず、何と余裕の2位通過で日テレジェニックに! しかしキャンパスナイターズの中堅が2位、って日テレジェニック大丈夫? しかも選出された6名中、木村が下から2番目に若い、ってどういうこと?
昨夜降りだした雨は朝にはほぼやみ、日中は時折ぱらつくけれど本降りにならない状態が継続、気温も午後はほぼ28度前後と高め、また朝の最低23.6度はたぶん今年最高値。右膝の状態が思わしくなく、かつ明日は試合があるため練習はパス、午前中にウィンブルドンなど溜まったビデオを消化し、午後ゆっくりとコンサートへ。
聴いたのはメルクル指揮するN響のマーラー、彼のマーラーは初めてでかつこのコンビはトーキョー・リング「黄昏」で豪演を聴かせてくれたので期待です。
6月27日(日) 所沢ミューズ アークホール
準・メルクル指揮N響 リスト PC2番、マーラー Sym1番
いいコンビだと思うのに会場は6、7分の入り、また地方公演のせいかメンバーも微妙に違う感じ(他の在京メジャーの人とか)です。前半のリストはよく耳にする(マーラー6番の出てくる)やつかと思ったら違う曲、あれはPC1番でこれは2番らしい、最後の1音でTpを強烈に吹かせていたのが印象的、若そうなソリストジャン=フレデリック・ヌーブルジェは拍手に応えてしみじみ系のアンコール(曲名チェックするの忘れました…)。
後半お目当てのマーラー、メルクルは余り神経質にならず流れを重視している印象、時々変な所でポルタメントをかけたりもしてましたが、基本的にはアクもやや少なめでメリハリある音作り、テンポは中庸ながら速い部分は速くなる傾向、終楽章では大きくタメを作る表現もあり、ブラスを開放、クライマックスでは低弦の刻みを強調し、起立した8本のHrもよく鳴り、Tpもなかなか爆発、細かい不揃いは気にせず一気に盛り上がりました。
最近ここによく書いている終楽章中盤のミュート着脱早業ファンファーレ、Tbはミュート部後半を2ndに肩代わりさせる作戦でしたが、アシュケナージの6番の時にもトップを吹いてた1stTpは見事にキメてました。
ミューズから航空公園駅までのそこそこある道のり、膝をいたわりつつかなりゆっくりと歩いていると、片手に楽器、片手に着替え(コンサート用の服)を持った楽員さんが何人も抜いてゆきます。めっちゃ着替え早いっすね、みなさん!
今夜のウィンブルドンは日曜で休み、F1とサッカーに集中できます! あ、その間のNBAダイジェストも忘れないようにしなければ。
昨夜降りだした雨は朝にはほぼやみ、日中は時折ぱらつくけれど本降りにならない状態が継続、気温も午後はほぼ28度前後と高め、また朝の最低23.6度はたぶん今年最高値。右膝の状態が思わしくなく、かつ明日は試合があるため練習はパス、午前中にウィンブルドンなど溜まったビデオを消化し、午後ゆっくりとコンサートへ。
聴いたのはメルクル指揮するN響のマーラー、彼のマーラーは初めてでかつこのコンビはトーキョー・リング「黄昏」で豪演を聴かせてくれたので期待です。
6月27日(日) 所沢ミューズ アークホール
準・メルクル指揮N響 リスト PC2番、マーラー Sym1番
いいコンビだと思うのに会場は6、7分の入り、また地方公演のせいかメンバーも微妙に違う感じ(他の在京メジャーの人とか)です。前半のリストはよく耳にする(マーラー6番の出てくる)やつかと思ったら違う曲、あれはPC1番でこれは2番らしい、最後の1音でTpを強烈に吹かせていたのが印象的、若そうなソリストジャン=フレデリック・ヌーブルジェは拍手に応えてしみじみ系のアンコール(曲名チェックするの忘れました…)。
後半お目当てのマーラー、メルクルは余り神経質にならず流れを重視している印象、時々変な所でポルタメントをかけたりもしてましたが、基本的にはアクもやや少なめでメリハリある音作り、テンポは中庸ながら速い部分は速くなる傾向、終楽章では大きくタメを作る表現もあり、ブラスを開放、クライマックスでは低弦の刻みを強調し、起立した8本のHrもよく鳴り、Tpもなかなか爆発、細かい不揃いは気にせず一気に盛り上がりました。
最近ここによく書いている終楽章中盤のミュート着脱早業ファンファーレ、Tbはミュート部後半を2ndに肩代わりさせる作戦でしたが、アシュケナージの6番の時にもトップを吹いてた1stTpは見事にキメてました。
ミューズから航空公園駅までのそこそこある道のり、膝をいたわりつつかなりゆっくりと歩いていると、片手に楽器、片手に着替え(コンサート用の服)を持った楽員さんが何人も抜いてゆきます。めっちゃ着替え早いっすね、みなさん!
今夜のウィンブルドンは日曜で休み、F1とサッカーに集中できます! あ、その間のNBAダイジェストも忘れないようにしなければ。