2007年3月17日土曜日

メータ&IPOのゆったり7番

昨夜は2時頃職場に行き、4時頃そのまま意識を失って最初は机、その後は床で睡眠、目が覚めたら10時でした。ちょっと損した気分。

 天気は良いながら、少し肌寒い一日。右膝がまだ不安なので練習はお休み、夜のコンサートに備え日中はごろごろ過ごしました。

 今夜はメータ&IPOのマーラー、数年前にこのコンビで6番を聴いてますが、オケは巧いけれど上品にまとまり過ぎで、特に金管が抑え目で弦とのバランスを常に保つところが不満だったと記憶してます。7番はどうでしょうか。

3月17日(土) サントリーホール
 ズービン・メータ指揮イスラエル・フィル シューベルト Sym5番、マーラー Sym7番
オケは先週の群響と同じ対向配置、テンポは逆に(第4楽章以外は)遅め、それなりに動かしはしますが基本はゆったりじっくりオケ任せの表情作り、オケが巧いのでそれで十分聴き栄えはします。弦主体の音作りで上品にまとまってはいるけれど毒とインパクトに欠ける点は前回の6番と全く同じ。最後の最後にTbが少し吹くなど、今回の方がややブラスは派手だったかも。逆に弦セクションは前回(東京文化の5階)感じた潤いと艶は余り感じられず、ボリュームのみ感じました。席位置(RAブロックP側)のせい? 遅めのテンポで各パートの名手が入れ替わり楽しそうに紡いでゆく終楽章が一番印象的。あとオケの団員が専門外のマンドリンとギターを担当する趣向(たぶん)がお洒落でした。アンコールは無し。

 立派な演奏でしたが、これだけのオケならもっともっと凄い演奏を、と期待してしまいます。明日はアマオケで6番、その前に今夜から開幕のF1です。

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