今土曜の深夜、日曜は午後に高関&群響のマーラーを聴き、その足でテニス合宿に行ってしまうので、今のうちに記事だけ作っときます。
このコンビはこの時期の「地方都市オーケストラ・フェスティバル」で毎年の様にマーラーを採り上げています。前々回の3番を聴きましたが、可も無し不可も無しといった印象、ただ第4楽章(「ビン、バン」の前の超陰気な楽章)の振幅の大きな表現だけ憶えています。<この項続く>
<続き>
この日は晴れたり降ったりの不安定な天気、朝から気温は下がり続け、午後の気温は真冬並みでした。暖かい場所へ合宿に行くから半袖にしたのに…。
3月11日(日) すみだトリフォニー
高関健指揮群馬交響楽団 マーラー Sym7番
アクは無く、各パートを明確にし、キビキビと推進力のある演奏、雰囲気重視になりがちな第1、4楽章ですら、速めのテンポで行進曲的な要素が感じられ、また第3楽章では今まで気にしてなかったパートが浮き彫りに。オケでは対向配置で左側に回った低弦の厚みのある音と、フォルテシモでも周りに消されない木管群の頑張りが印象的。ブラスではHrがよく鳴っており、あとバスTbがいい音でした。終楽章は速めのテンポで一気呵成か、と思ったらそれ程でもなく、クライマックスもそれなりでした。
昨日の読響よりオケの音は薄い筈なのに、同じ3階でもすみだと芸劇の音響の違いで、今日の方がずっと豊満に響きました。ホールの違いは重要ですね。
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