2008年7月8日火曜日

ノヴェライズ風推理小説 - 秦建日子「推理小説」

 昨夜のK1MAXでは佐藤がプアカーオにKO勝ち!ちょっと信じられません、これで主催者の思惑通りの結果、まさか…、いやいや、沢村忠の頃じゃないんだし…。

 気温は平年並み、雲が多く、不安定そうな天気ながら、今のところ大きく崩れることは無し。

 一昨夜のフェデラーvs.ナダル世紀の一戦の徹夜観戦が響いたか、昨夜は夜1時過ぎに意識喪失、その後夜中に2度程意識は回復したのですが、結局4時スタートの「LOST」を逃してしまい痛恨。

 痛恨と言えば「SEX AND THE CITY」がテレ東でいつの間にか始まっていたのを今発見、今夜はもう第3話、既に2話終わってます(涙)、話題作だっただけにNHKがやると思って油断してました、タイトルが悪かったか…。

 今日は先日読んだ本から、筆者はこれがデビュー作ですが脚本家としてはキャリアがあり、三上博史の怪演とミステリー的仕掛けが印象的だった「共犯者」、秀逸なミッシングリンクの「ジョシデカ」、かなり泣かされた「ラストプレゼント」などなど。字面からは性別不明ですが、筆致からすると男性でしょう。

推理小説 秦建日子
 犯人の書く「推理小説」通りに起きる連続殺人をコワモテ女刑事が追います。つい脚本風になってしまうのを逆手に取ったのか、意識してそんな書き方になってます。TV版を先に観てしまっているので客観的な評価は難しいのですが、楽しく読めて、メタミステリー的味わいもあるけれど、本格ミステリー的な興趣は薄い、といった感じでしょうか。

 一番の驚きはこの原作の内容がTV版に当たる「アンフェア」では一部に過ぎなかったところです。

 明日はみなとみらいでブラスを聴いてきます。

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