昨日に続き見事な晴天、夜雲が出たせいか冷え込みは甘め(それでも2度)、日中は18度近くまで上がってポカポカ感あり、午前中は教え子の試合の応援、午後は昨日と同様ミューザへ。
今年の春、1、2日の間にブルックナー8番が3版(ティーレマン&ミュンヘンフィル、インバル&都響、スクロヴァチェフスキ&読響)そろい踏み、なんて異常な現象がありましたが、半年経って今度は在京メジャーが4つ(日フィル、東フィル、東響、読響)相次いで同曲を採り上げる、という椿事勃発、ブルックナー初心者の自分でも、何と今年これで4度目の8番になります。
あとなかなか評判がいいスダーン&東響のコンビを聴いたことがなく、1度聴いとくならこの曲か、という選択でもあります。
11月28日(日) ミューザ川崎
ユベール・スダーン指揮東響 ショパン PC2番、ブルックナー Sym8番
前半のソリストはダン・タイ・ソン、拍手に応えてアンコールにちょっと変わった感じの曲を(でもショパンだそうです。) 後半のブルックナー、左奥に陣取ったHrは何と10本(うち4本ワーグナーチューバ持ち替え)、第2楽章後には音合わせで仕切り直し、初めて見るスダーンの指揮は棒を使わないスタイルながら流麗というより精力的、指示も細かく分かりやすい感じ、標準的かやや速めのテンポで各声部をきっちり表現する直球の音作り、フレーズ内の表現でややテンポを揺らすにしても全体的にはインテンポ感があります。オケはなかなかの統一感と鳴りで、ブラスは最初の3楽章は腹8分目から全開に近い鳴りまで、所々使い分けている印象でしたが、終楽章に入ると最初からパワー全開、ペース配分が良かったかコーダでもTbを中心に豪快な鳴りで盛り上がりました。
スダーンには何の根拠も無く精緻な音のイメージを(勝手に)持ってましたが、寧ろ剛毅な感じの音でした。
前半ダン・タイ・ソンのアンコールで既にフライング拍手があったので、後半のブルックナーもダメだろうなあ、と思っていたら案の定、最後の1音が鳴りきるやいなや、その余韻が全く聴こえないタイミングで拍手が起きていました(笑)。
ミューザの最安席ではなるべく3階の脇を選んでいるためか、Pブロックに座ったのは久し振り、今日だけなのか、いつもなのか分かりませんが、3階正面奥にあるコントロールブースっぽいスペースのガラス窓から、何度も赤いフラッシュがこっちに向かって光るため、集中しにくいことこの上なし、ちょうど赤目防止フラッシュを派手にした感じの光です。
頭にきて途中から数え始めたんですが、第1楽章の途中から数えて30回余、第1楽章後半と第2,3楽章は止んで「終わったか」と思ったら終楽章にまたフラッシュスタート、フォルテシモの部分を中心に32回光りました。一体何なんでしょう?テレビカメラが入っていたことと関係あるんでしょうか? ともあれ勘弁して欲しかったです。
今夜はフジで極真の全日本大会の放送があるので楽しみ、昨日は12chで新極真会の全日本を観られたし、まだ地上波は格闘技を見限った訳では無いようです。
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