ふっ、ふっ、ふっ、ふ、5割復帰!
今夜はこれからルイージ&PMFのオールマーラープロ、例によって帰りが遅くなるので記事のみ作成、続きはまた明日。
<続き>
ここ数日より晴れ間も増え、気温も8日振りにギリギリ30度に到達、入道雲も見かけるようになり、陽射しにも少し力強さが戻りました。が、まだ暑いというレベルには程遠く、涼しくない、という程度。
都心の百日紅に遅れることひと月近く、やっと構内のサルスベリが花を付け始めました。
夕方東京に向かい赤坂で地上に出ると、夕立が降った気配、コンサートの連れによると浜松町でシャレにならないゲリラ豪雨に遭ったとか。
聴いたのは世界中から優秀なユースを集めたPMFオケ、震災、と言うか原発の影響で欧米からの参加者が少ないかと懸念してましたが、見たところ大丈夫そう。
また指揮するルイージのマーラーは過去2回、ドレスデンとの2番、そして今回の1番はウィーン響と聴いてます。
8月3日(水) サントリーホール
ファビオ・ルイージ指揮PMFオーケストラ マーラー リュッケルトの詩による歌曲、亡き子をしのぶ歌、Sym1番
まず少し驚いたのは最後列の金管の配置、普通と逆で右からHr、Tp、Tb、Tubaと並んです。前半は「リュッケルト」「亡き子」から9曲たっぷり小1時間、ソリストはトマス・ハンプソン、「真夜中にて」のブラスが見事(特にHr)、「私はこの世に忘れられ」での弦も情感豊かでした。後半の1番、ルイージは緩急強めながら、アクはほどほど程度、ただ第2楽章で中間部をテンポ揺れ揺れアク強めにやった後、再帰部では冒頭より明らかにテンポを速く演奏したのと、終楽章最初の緩徐部を情感たっぷりに聴かせたのが印象的。オケでは激ウマ強烈のトップを筆頭に8本のHrが豪快、Tpトップ(女性)も美音ながら、アシ無しなのでラストはキビしそう、ただTbトップ(女性)と共に早業ミュート着脱は見事にこなしてました。全体としては歌曲に比べてさらってない感があり、弦の鳴りも例年より悪い気はしましたが、最後はしっかり盛り上がりました。ラストのHrは補助のTp、Tbと共に起立せず、これはウィーン響の時もそうでした。アンコールは無し。
Tp5名中トップを含め女性が4名! そう言えばこのPMFオケの一昨年公演はMTTとの5番で、女性のソロTpが見事でした。
終演後、ホール前広場に出ていた臨時屋台村で、キャベツたっぷり広島風お好み焼きを楽しみました。
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