2007年7月8日日曜日

パッパーノ&聖チェチーリア管の松、噴水

昨夜は職場でF1予選を観ていて意識喪失、気が付くと少し明るくなってました。

 本日も気温低めの薄曇。午前テニス、午後コンサートと休日の基本パターン。

7月8日(日) よこすか芸術劇場
 アントニオ・パッパーノ指揮ローマ・サンタ・チェチーリア管 ベートーヴェン Sym5番、レスピーギ ローマの噴水、ローマの松
前半は2度目の苦手科目ゆえ大半意識を失ってました、済みません。「噴水」では始めと終わりがかなりのピアニシモ。途中から驚速テンポになるトレヴィの泉でのブラス、特にTpの吹きっぷりは過去最高クラス。「噴水」の終結部、もう次の楽譜を出す楽員がいて「気の早いやっちゃなあ」と思っていたら、何と休止をおかず「松」がスタート!ボルゲーゼ荘ではHrとTpが全開でこれは疑いなく過去最高の迫力(と言うかこの曲で迫力を論ずること自体初めて)、次のカタコンブでは1stTb(先日のうっかりさん?それともHrの後ろにいた人かも)のベタ吹きのド迫力がこれも過去最高、アフロっぽい1stTpは噴水からずっと全開で、アッピアまで持つのかちょっと心配。ジャニコロの鳥の声は鳥笛(?)使用、アッピアのバンダは舞台前方の両袖、左にコルネット2本、右にユーホ2本、そして舞台奥パーカッション後方にワーグナーチューバっぽいのが2本。コルネット2本では迫力不足だったのが残念でしたが、舞台のアフロTpは最後まで全開、余裕のハイトーンの凄さはこれまた過去最高。最後の音のケレン味たっぷりの伸ばしを含め、全体としても過去屈指の迫力でした。先日書き忘れましたが、オケは対向配置、アングレ始め木管ソロは味がありなかなか、弦はぼちぼちでした。今日のアンコールは少なめ、まず「カヴァレリア・ルスティカーナ」、次はパッパーノが歩いている途中なのに「ウィリアム・テル」がスタート、更なる楽譜を準備してる人もいましたが、パッパーノはおやすみポーズで本日終了。

 このオケをよく聴く友人によると、「ウィリアム・テル」はここの定番とのこと。ちなみにパッパーノ、今日はずっと指揮棒を使ってました。マーラーで使ってないと思ったのは気のせいだったのか?近眼だし…。

 明日はインバル第3弾、その前にイギリスGPとウィンブルドン男子決勝です。

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