2008年2月12日火曜日

ホーネック&読響のマーラー2番

 ショック…、昨夜(12日)FMオンエアだったムーティ&PMFの「運命の力」、留守録がラスト10秒欠けてました(涙)、アナウンス時間の読みを誤った模様。まあ、7、8分の曲を10分の余白に留守録しようとする方が間違ってるのかもしれませんけど。

 翌朝にこれを書いてます。この日は終日の雨、日中も気温は低めながら雪に変わる程ではありませんでした。

 夜は期待のホーネック&読響、このコンビのマーラーは3番、1番と聴いてますが、正統的な濃い目のマーラーが聴けそうです。

2月12日(火) 芸術劇場
 マンフレート・ホーネック&読響 マーラー Sym2番
ホーネックはゆったりしたテンポを基調に、揺らし方や粘り方は王道に近いもの、また速い所はより速く、遅い所はより遅く、の傾向、一方中間楽章など時に特異な表情付けも。ただお得意の弱音の精密さは以前のこのコンビより落ちる印象で、オケもピッチや縦の線など少し粗さを感じました。がそれでも十分満足のレベル。息の長ーいフレージング(特に「荒野の呼び声」)が特徴的だった終楽章が白眉で、特にTbソロの音色にはシビれました、Tpのハイトーンも見事。クライマックスはバンダの合流は無かったものの、元より本数の多かったブラスがベタ吹き全開の大迫力、弱音部で苦しんでいた合唱もここでは頑張って壮大な響き、芸劇外野席で無ければ、一昨年のセゲルスタムとの豪演に匹敵する迫力に感じたかも。

 終楽章後半、1stTpが普通付けない所でミュートを付けて吹いた箇所があった気がしたんですが、ホーネックの編曲でしょうか?

0 件のコメント:

コメントを投稿