2008年2月29日金曜日

コバケンと美人ヴァイオリニスト - 小林研一郎&読響、チャイコVnC、ドヴォルザーク9番

 昨夜の「コマ大数学科」では「展覧会の絵」が、しかも「プロムナード」は勿論、「こびと」まで使われてました。

 朝はマイナス4度とそれなりに冷え込みましたが、日中は12度と春を思わせるポカポカ陽気。昨日見つけた粘り越しのツツジ、花の数がぐっと増えてました、畏るべし。

 今夜は某企業の宣伝コンサート、無料とはいえ全て守備範囲外の曲、通常なら行かないのですが、美人と噂のヴァイオリニストを生で見ようとミーハー参戦です。

 座席は当日指定、2階センターと音響的にはいい席でしたが、「見に」来た身にはツライ席でした(涙)。

2月29日(金) みなとみらいホール
 小林研一郎&読響 モーツァルト フィガロの結婚、チャイコフスキー Vn協奏曲、ドヴォルザーク Sym9番
 2曲目になると両隣のお客さんはいきなり双眼鏡、ミーハーは俺だけじゃないのか…、そして準備不足は自分だけか。ソリスト吉田恭子は線が細い印象、曲が終わるとさっさとハープ奏者が入り、予定されたアンコールは「タイスの瞑想曲」、お顔は拝めませんでしたが、深くお辞儀する際の白い背中が眩しかったです。後半「新世界」はブラスをブカブカ吹かせる壮快演奏、また第2楽章中間部ではコバケン節も炸裂、相変わらず花束投げのコントロールは抜群で、口上後の「ダニー・ボーイ」とフルコースでした。

 ほぼ楽章毎に拍手が起き、斜め前の女性は演奏中も携帯をいじっているなど、この種のコンサートにありがちな風景。その女性、終楽章には写真まで撮っていました(笑)。

 「新世界」を聴くとついケン・ラッセルの映画「クライム・オブ・パッション」を思い出してしまいます。

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