昨夜0-2から追い着いたアメリカ、結構スゴいっす。あとその裏だった「ハガネの女」、前の「警部補 矢部謙三」が本当に「トリック」の番宣だった?ため変な時期のスタートでしたが結構面白く、原作がよく出来ているのではと推察されます。
昨夜からの雨は昼にはあがり、午後には少し晴れ間も出た夏日、午前の練習が中止になり練習は午後から、井の頭線沿いのアジサイはいつの間にか赤に青に紫にすっかり色付いてます。
2時間だけプレーして抜けて、渋谷タワレコのインストアイベントへ。これについてはまた別記事で。
夜はサントリーホールへ、マーラーばかり重なった"マーラー週間"の最後を飾るのはインバルの「復活」です。首都圏では今年既に何度か注目の「復活」公演がありましたが縁が無く、本年最初の2番となります。
6月19日(土) サントリーホール
エリアフ・インバル指揮都響 マーラー Sym2番
インバルはいつもの様にアク強めの表現で、特にしゃくる様なアクセントの多用が印象的、テンポのオンオフも多めでフィルハーモニア管との時よりいじっている感じ、第1楽章半ば、派手に鳴り物が鳴った後の静寂から低弦が呟く様に歌い始めて終楽章を予告するディエス・イレ動機へと続く所をドスローテンポで始めてどんどん加速したのと、第3楽章で緩徐部的な所になるとぐっとテンポを落としたのが印象に残りました。オケでは矢部達哉率いるVnがインバルのクセのある表現に応えつつも美しく歌う、という難業を実現してました。インバルが退席した数分の休憩は楽譜と違って第2楽章の後、その間Pブロック最前列に独唱者が2列目以降に約80名の合唱が入場しました。終楽章前半ではTbソロが色っぽい音(これはたぶん賛否あるでしょう)、そしてクライマックスでは舞台裏のバンダ(Hr4、Tp4)が合流して何とTp10本にHr11本!特にそれまでのハイトーンをしっかりこなしていたTpの鳴りがよく、ラストの豪快な吹きっぷりは過去同曲の中でも屈指の貫通力、やや期待外れだった3番に比べ、かなり満足の演奏でした。
ただ3番の時と同様、片方のティンパニの音程が悪いのが気になりました。大丈夫か?
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