2010年10月17日日曜日

上岡&ヴッパータール響のワーグナー

 おやおや、能見で初戦落としたようですね、阪神。ま、僕の中ではとっくに今シーズンは無かったことになってるんで、いいんですけど。

 今日はこれから上岡&ヴッパータール響のオールワーグナープロ、今夜バタバタするので、取り敢えず記事だけ作っときます。

<続き>
 戻りました、今夜も半月と木星が綺麗です。今日もぼちぼちの陽気で気温もやや高め、練習場所がみなとみらいからかなり遠かったため午前中の練習をサボり、悠々と午後のコンサートへ赴きました。

 昨日あたりから近所でもそうなんですが、お巡りさんが異常に多く、職質しまくりです。みなとみらい界隈でも全ての交差点をはじめうようよ、背中を見ると「警視庁」の他「青森県警」「静岡県警」の文字が、全国から集合して警戒する程の何かがあるんでしょうか?

 そのみなとみらいで聴いたのは上岡敏之率いるヴッパータール響、このコンビを聴くのは3年前、牛歩のブルックナー以来です。

10月17日(日) みなとみらいホール
 上岡敏之指揮ヴッパータール交響楽団 ワーグナー 序曲「ファウスト」、ジークフリート牧歌、「リング」ハイライト
 前回と同様、オケは小じんまりとまとまっており、上岡は弱音に拘り、パウゼを多用、そして楽譜には書いて無さそうな強弱を大きく付けた個性的な表現を聴かせます。初めて聴く「ファウスト」は思ったより長い曲、次のジークフリート牧歌は勢いを付けたり急ブレーキを掛けたりとテンポの出し入れが多く、その割りには叙情性を失わない歌い回しで本日の白眉、後半の指輪抜粋は少し普通と違う場所から始めたり、ブリュンヒルデの自己犠牲はやらずジークフリートの葬送で終えたりと少し変わった版、表情は豊かでしたがブラスの爆発度はほどほど、6人のHrが途中何度もローテーションしてました。アンコールは驚きのベートーヴェンSym3番の2楽章!葬送行進曲つながりでしょうか。変幻自在の演奏に聴こえました、ベートーヴェンのことはよく判りませんけど(笑)。

 明日は同じコンビでマーラー5番、今日のHrソロはジークフリート牧歌とリングでは違う人(後者は女性!)だったし、女性Tp奏者もいたので、誰がソロをやるのか楽しみです。

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