2012年6月15日金曜日

プレトニョフ&ロシア・ナショナル管の白鳥の湖

今朝自転車小屋の前でモンキチョウに会いました。蛾だと身の毛もよだつ程嫌いなのに、蝶だと可愛いと感じるあたり、我ながら不合理で不思議です。

 そこそこの晴れ、朝は13度強と低く、予報の「24-5度まで上がる」が3日連続して外れて日中も上がらず、火曜から梅雨寒が続いてます。

 今日は秋の学会申し込み締切日、泥縄で計算した結果を締め切り(午後5時)の1時間前に突っ込み、心おきなく早退けしてコンサートへ。

 最寄り駅へ自転車で向かう途中、24時間営業西友前の遊歩道で、とあるおじさんに(走行中なのに)ビニール袋を手渡しされました。

 中身を見ると自転車のワイヤーロック、防犯キャンペーンなんでしょうか、しかも自分の使ってる100円ショップのものより作りが頑丈です、ま、滅多にロックしないんですけど。

 東京に出て聴いたのはプレトニョフ&ロシア・ナショナル管、このコンビで聴くのはショスタコ5番チャイコ6番に続き3度めか、因みにこのオケ、名前に反して民間オケです(笑)。

6月15日(金) オペラシティ
 ミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管 グラズノフ 組曲"中世より"、ベートーヴェン ロマンス、チャイコフスキー 憂鬱なセレナーデ、懐かしい土地の思い出、ワルツ・スケルツォ、白鳥の湖
  最初のグラズノフは4曲構成で各曲のキャラが交響曲の各楽章に近く、形式に疎い自分には「グラズノフのSym何番」と言われても信じそう、ただオケの爆発度は低め、続いて樫本大進をソリストに迎えて小曲を4つ、長身のコンマスはソリストに場所を空けるべく退席、後半のステージまで戻ってきませんでした(笑)。その後半は白鳥の湖からの抜粋を40分ほど、対向配置のオケは以前聴いた時と比べて揃いが悪く、そのためか弦セクションがクリアーさもボリュームも減じた印象、ブラスの鳴りも目一杯の一歩手前、ただ弦の鳴りが悪いので相対的に爆発してる印象を与えてはいました。アンコールは耳に馴染みのあるワルツっぽい曲、これも「白鳥の湖」?と思ったら「眠れる森の美女」とのこと。

 計3度のこのコンビでは1番不満の残る出来でした、と言うか、どんどん悪くなっている印象、たまたまかもしれませんけれど。

 明日はコバケン&日フィルのブルックナーです!

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