2012年6月20日水曜日

デ・ワールト&ロイヤルフランダースフィルのマーラー1番

台風一過の晴天、昨夜の暴風雨の爪痕か町中は散乱する木の枝でいっぱい、驚いたのは遊歩道沿いの桜並木では桜の大枝が、公園では紅葉した大きな木が、どちらも太さが20cm以上あるのに無残にぽっきり折れていたこと。

 台風が熱気を連れて来てくれたのか、今年最初の真夏日! 日中の最高30.7度は勿論、朝の最低23.7度も今年の最高値、ただ風まだ強く昼休みの壁打ち時は昨日より難儀しました。

 半月来の謎の蕁麻疹はかなりのスローペースながら治まりつつあり、現在は右腕と右脚に時折現れる程度。

 夜はデ・ワールト&ロイヤルフランダースフィルのマーラー第2夜、1番です。会場はスカイツリーが近くに見えるトリフォニー、ツリーがオープンして以降初めての夜公演かも、青く輝いてました。

6月20日(水) すみだトリフォニー
 エド・デ・ワールト指揮ロイヤル・フランダース・フィル エルガー Vc協奏曲、マーラー Sym1番
前半エルガーのソリストは一昨日と同様、若手美人チェリスト(ヘッカー)から直前交替になったポール・ワトキンス、拍手に応えて一昨日と同じしみじみ系のバッハを(たぶん)。オケはコンミスが率いてましたが、一昨日はコンマスだった気が…、記憶違いかも(ボケ老人なので)。
 本日の後半は1番、デ・ワールトは5番と同様クセの無い表現ながらテンポはより中庸に近くなってます。Tpソロ、Hrソロ(女性)は同じ人、共にソフトな吹きっぷりが5番より1番に向いている印象、要所でHrが豪快に鳴ってましたが、ブラス全体は5番と同様全開の一歩手前、ただ5番の時より少し迫力があった気もしますが、初めて座ったトリフォニーの3階RB(舞台サイド)のせいかも。先日より1本増えて8本になったHr(と補助のTb、Tp)が1フレーズ早く起立したクライマックスの燃焼度もなかなか、本日もまとまった演奏でした。アンコールは無し。

 個人的注目の終楽章のミュート着脱早業部分はミュート時最後の音をサボる(任せる)作戦でした。

 この2公演で最も印象に残ったのはHrトップとそのアシ(共に女性)、1stのパートをホントに分担して吹いてました。

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