2012年6月18日月曜日

デ・ワールト&ロイヤルフランダースフィルのマーラー5番

あーあ、オランダ全敗、最終戦は期待通りのスタメンだったのに…、ま、さっさと監督を変えて、この日最初の10分だけ復活した(らしい)"昔のオランダ"のスタイルでチームを作り直して欲しいところ。

 如何にも梅雨の晴れ間、という天気、朝のうちに25度を超し、最高は27度台ながら夜11時を過ぎても20度以上あって夜気が暖かいです。

 筋トレをサボっていたため気付かなかったんですが、自転車でコケた後遺症らしく、腕立てをやると左肩に激痛が走ります。不思議なもので、それに気付く前はテニスする際には全く影響無かったのに、今日の壁打ちではトスを上げる時とバックのテイクバック時に痛みを感じるように。

 今週はデ・ワールト&ロイヤル・フランダース・フィルのマーラーウィーク、今夜はまず5番です。奇しくもデ・ワールトは3連敗したオランダの指揮者、その実演はかなり前にシドニー響とのラフマニノフ2番を聴いた記憶がありますが、マーラーは初めて、と言うか彼のマーラーはディスクでも余り印象は無く、唯一80年代にFM東京(かFM横浜)で放送したシカゴ響との3番のライブ(ハーセスが泣かせる)が美しい演奏だったのを記憶しています。

 海外オケのチケットは大体連れの分と2枚買うんですが、明後日の1番は発売日に最安席を2枚買ったものの、今日の5番は都民劇場公演ということもあり、ヤフオク等でバラバラに2枚入手、よって1枚は1階最前列(涙)、もう1枚は3階Rと離れ離れ、前プロが美人ソリストらしいので、連れと交渉して前半はかぶりつき席、後半は3階R、という布陣で臨みました。

6月18日(月) 東京文化会館
 エド・デ・ワールト指揮ロイヤル・フランダース・フィル シューマン Vc協奏曲、マーラー Sym5番
 前半は見てビックリ、美人ソリスト(ヘッカー)がキャンセル!代わりに小太りのおじさん、ポール・ワトキンスになってました(金返せ!(笑))、拍手に応えてしみじみ系のバッハ?をたっぷり披露してくれました。
 そして後半はお目当てのマーラー、デ・ワールトはシンプルで滑らかな棒で、とんがったところが無く流れのよい音作り、表現にアクは無いけれど弦中心に各フレーズ歌うことを心掛けている感じ、テンポも全般に遅めながら、第4楽章などは逆に早め、と歌いやすさ重視かも、第3楽章前に再度音合わせ。初めて聴くロイヤルフランダースフィルはベルギーのオケ、弦は音量が無い代わり低弦までバランスよい均質な響き、木管はぼちぼちでObが存在感、Tpソロはソフトな音色、Hrソロ(女性)は線細めながらノーブルな吹きっぷり、ブラスは全体的に抑えめでTbなど本気出したのは終楽章コラールの一つ前の盛り上がり(楽譜上ではここがMAX)くらい、ただ要所ではHrやTpもそこそこ吹いて、トータルではまとまった演奏でした。アンコールは無し。

 明後日の1番もまずまず期待出来そう、その前に明晩は大野&都響のオケコンです!

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