2012年9月1日土曜日
芸劇リニューアル「復活」 - 下野&読響の2番
残念! 9月に入った途端、楽しい残暑も一休み、昨日と同じく朝からちょこちょこした入道雲多く、時間と共に青空の部分が減少、東京に出てテニスを始めた10時台にはプレー中断を余儀無くされる程の通り雨、雨上がっても気温上がらず、最高31度強と弱々しい真夏日。
これで33度以上の残暑は13日連続(うち猛暑日1回)で途絶、残念ながらちょっと厳しい残暑、って程度でした。
因みに(特に残暑が)記録的な猛暑だった一昨年(2010年)の同時期はと言うと、17日連続33度以上(2010/8/22-9/7)、うち猛暑日13回(5日連続、6日連続を含む)と別格の破壊力、いい夏だったなぁ…。
テニスの後はコート近くの後輩女子を呼び出して(テニスは男だけだったので…)昼飯、そこから自分だけ先に抜けてコンサートへ、震災以降閉館していた芸劇のリニューアルオープン記念コンサート、それに相応しく曲は「復活」です。
まず芸劇に着いて驚いたのは名物"高所恐怖症殺し"の長ーいエスカレーターが外されて、L字型に2分割されていたこと。それから3階席に行くのに「エレベーターを使って」と強く勧められたこと、使わなかったけど(笑)。
9月1日(土) 芸術劇場
下野竜也指揮読響 マーラー Sym2番
オケ後方ひな壇に概算150名の合唱がオケに先んじて入場し着席、パーカッションは通常並びのオケの両脇に分かれて配置、下野は中庸かやや速めのテンポでアクも粘りも色気も無い表現で、メリハリ感もぼちぼち程度、かなり前に同じコンビで1番を聴いた時にも感じたんですが、どんなマーラーをやりたいかが余り伝わらず。合唱は歌い出しなど静かな部分は座ったままで途中から立つ趣向、荒野の呼び声等のバンダは舞台裏、そこからHr4本が終楽章に何度も、Tp4本は最後のみ、オルガン(←使ってない)の両脇バルコニーに立って合流、さすがにTp11本、Hr11本となったクライマックスはそれなりに分厚い響きでした。
第1楽章後は愚直にもかっきり5分間、間を取ったんですが、その過程が:
指揮台でじっと佇む(1-2分)→6、7本目のTpやオルガン奏者(パイプオルガンのリモート使用、じゃなくて(たぶん)電子オルガン!)など数名の奏者が合流(数10秒)→音合わせを始め、そのドサクサにソリストが入場してオケの最後列(TpとTbの間)へ(約1分)→またも指揮台上で静かに佇む(1-2分)
という内訳、これじゃあ、マーラーの指示を知らない人にとっては、意味不明のシンドイ5分間だったと思います。
改装して良かったと感じた点は、3階中央の張り出しが廊下の部分まで削られ、左右の移動が出来るようになったこと、ただ音響に関しては3階外野席に限れば前との違いは感じませんでした。(少し弦の聞こえが良くなり、木管の飛び出しが減ったかも、って気のせいか…)
あともう一つ、以前もそうだったのかは忘れましたが、3階外野席(通路の後ろあたり)は空調の冷風がガンガン吹いてきてクソ寒かったです(涙)。
また終演後、エスカレーターはレーン数は前と同じ2本で場所が壁寄りに少し移動して2分割されただけなのに、何故か経験したことの無い大渋滞がもぎりからエスカレーター乗り口までの間に発生、降りるのにエライ時間が掛かりました。もしかして、昔のエスカレーターは怖くて帰りは乗らない、って人が多かったからなのか?
明日も「復活」、都内1、2の実力を誇るアマオケによる演奏です。
その前に今夜からブエルタは山岳3連戦全て頂上ゴール、ここで誰が強いのか明白になるでしょう。
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