2013年7月14日日曜日

メルクル&国立音大の颯爽1番

 朝から雲行き怪しく最低は23.5度と高め、正午前後はよく晴れた日中の最高は31.4度とぼちぼち、午前中は教え子の応援、午後はアマオケ、その後夕方にテニス、と通常と違うパターンの休日、朝上りのTXには黒色の神が降臨。

 午後連れと味噌ラーメンを経由してから臨んだのはメルクル&国立音大によるマーラー1番、実は同じ時間帯に聴きたかったアマオケによる1番があり、そのオケの5番も5年前試合で流しているだけに迷いましたが、昨年同コンビによる2番が良かったのと、2010年14回聴いた1番のうちメルクル&N響が最も好印象だったのとで、こっちに決定、でもいつも思うんですが、何でマーラー重なるんでしょう。

 前半に協奏曲系が2曲配される長めのプロで開演は午後2時、夕方のテニスは午後5時からで自分が幹事、移動に30分掛かる(初台→芝公園)ことを考えると、ソリストのアンコールがあったりするとテニスに間に合わない可能性がありソワソワ。 

7月14日(日) オペラシティ
 準・メルクル指揮国立音大オーケストラ 細川俊夫 雲と光、メンデルスゾーン VnC、マーラー Sym1番
 最初の現代曲は笙をフィーチャー、ソリストはこの曲を献呈されている初演者の宮田まゆみ、でも済みません、殆ど意識失ってました。続くメンコンのソリストは久保田巧、済みません、これも半分意識失ってました、両曲ともアンコールが無くてホッ。休憩を挟んでお目当てマーラー、オケは2ndVnとVlaを入れ替えただけの対向配置、Tpが6本最初から舞台にいておやっ?何と舞台裏のTp3本は専業!メルクルは弱音には拘らず各フレーズを明瞭に表現し、N響の時と同じく速い部分はより速く、またケレン味ある表現は増した印象、第1楽章終盤の煽り、第2楽章冒頭低弦の激しさ、第3楽章チンドン屋っぽい楽想での急テンポアップが印象的、また同楽章冒頭の弦バスソロ、わざとぎこちなく弾く按配が絶妙で特筆モノ、管は勿論安定度高く、オペラシティ1階後方席のせいか、弦はやや伸びが感じられませんでしたがキレは十分、終楽章クライマックス前のVlaなど存在感抜群、Hr8本(たぶん)は楽譜通り起立し、先週の同曲程ではないにせよ、Hr全体と匹敵する音量で1stTbアシが補助で吹いていた(Tp補助の有無は不明)のが印象的、Tpもしっかり吹き切ってまずまずの大団円でした、アンコールは無し。

 個人的注目の終楽章ミュート着脱部分はTp,Tbともにアシと完全分業作戦でした。

 アンコールが無かったお蔭でテニスには間に合い、しかもプレー前、そしてプレー途中と何度も雷雨に遭いつつも、水はけがよくてトータル1時間以上出来ました。

 夜南茨城に戻るとこっちは降った気配無し、ただ夜10時台に雷雨、それが一段落してからツールのアルプスステージ最初の山場、モンヴァントゥーの登りのweb中継を満喫。

 明日はアマオケで惑星です!

0 件のコメント:

コメントを投稿