2013年7月15日月曜日

海の日に壮快感動イギリスプロ - 冨平恭平&オーケストラ ハモン スピットファイア、惑星

 さすがサンデー晋ちゃん、これで1.5ゲーム差!

 昨夜のツール、モンヴァントゥーの登りでのフル-ムには脱帽、昨年はチームスカイ強過ぎ、の印象でしたが、今年はフルームが強い、の感。

 今日は海の日、まずまずの晴れ、朝の最低23度前後、最高38度弱と気温もまずまず、ただ夕方になると妙に涼しくなり、夜7時の時点でもう21度台に。

 東京に出て午前テニス、午後アマオケと典型的休日、ただテニスに夢中になりテミルカーノフ&旧レニングラードフィル「復活」の先行発売GETを失念、10時発売から1時間半送れてテニスコート近くの7SPOTでトライ、既に最安6000円は売り切れ(涙)。

 その後錦糸町に移動して聴いたのは、過去何度も名演を聴かせてくれたオケ(マーラー3番ローマ3部作など)によるイギリスプロです。

7月16日(月・祝) すみだトリフォニー
 冨平恭平指揮オーケストラ ハモン ウォルトン "スピットファイア"前奏曲とフーガ、ブリテン "ピーターグライムズ"より四つの海の間奏曲、ホルスト 惑星
 オケは低弦が左手にくる対向配置、右端に配されたHrは前半4本、後列ブラスはTb左、Tp右、と通常と逆に並ぶVPOスタイル?木管第2列ClとFgも左右逆、最初のウォルトンはブラスがカッコよく鳴り、弦もそれに負けないキレとふくよかさ、続くブリテンでもキップのよいサウンドを満喫。そして後半ホルスト、まず火星が重厚壮大、暴力度では先日のマイクロソフト管(2013/5/25)に一歩譲りますが、コーダでの同音連打時のTpの鳴りは過去最強、木星は後半7本に増えたHrが豪快な鳴りで雄大にして壮麗、ラストのTpの1撃もバッチリ、そして何より凄かったのが土星と天王星、ハイトーンがんがんのTpを筆頭としたブラスの鳴りは鳥肌モノ、終曲海王星の合唱は舞台裏とは思えぬ鮮明で晴朗な歌声から徐々に歩み去って行ったかのような距離感あるディミヌウェンド、どうやら新国合唱団の少数精鋭らしくカーテンコール時には色とりどりのドレスで登場、アンコールはユーホ奏者がチューバに持ち替え、パイプオルガンはそのまま加わって、予定調和のエルガー"威風堂々"第1番、あれだけ吹いて疲れてる筈のTpが出し惜しみすることなく最後まで朗々と吹き切っての大団円にはただただ感動、もしこれがウォルトンの戴冠行進曲"王冠"だったら間違いなく泣いてました。

 メインの「惑星」に関しては(恥ずかしながら)この曲の真価を初めて知る凄い演奏、ポピュラーな"火星""木星"の後に"土星""天王星"が配されている理由を理解すると共に、中学生の頃1番好きな曲が"土星"だったことを思い出しました。

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