2014年2月28日金曜日

"暗殺者"3部作その3 - ボーン・アルティメイタム

 敬愛する山田太一の新作「時は立ちどまらない」を録画視聴、(世間的な)出世作が洪水の話だった(「岸辺のアルバム」)山田太一をもってしても先の震災・津波を題に採るのには難しさがあるのか、微妙な出来でした。

 雨は未明に上がり、朝もやの最低7.3度、徐々に晴れてきた日中の最高19.4度は共に今季最高値にして4月中下旬の値、「一雨ごとに暖かく」の初春モードに突入か。

 昼休みの壁打ち後、30分程過ごした公園のベンチではクモの子が次々風に乗って飛んできて、ノートPCに何本もの蜘蛛の糸が絡まりました。

 本日は先日一気に実家で観たスパイ・アクション3部作の最終作、今回は監督の交代は無かった模様。

ボーン・アルティメイタム <'07 米>
 ボーンの復讐と自己の出自解明の戦いが第2作から直接続き、最終局面まで走り抜けます。第2作から3年後の製作なのに、キャストやスタイルの共通性高く、一緒に撮ったとしか思えない程、激しいカーチェイスと肉体派アクションもお約束通り、説明不足でアクション重視も同じ、あっと驚くゲスト俳優も登場し、脇役の最後の表情がおしゃれなシメでした。

 特に後半2作での主人公ボーンの絶対死なないスーパーマン振りには、「24」のジャック・バウアーを思い出しました(ってどっちが先か解りませんけれど)、原作はそんな感じではなさそうな気もするのですが…。

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