2023年1月20日金曜日

カーチュン&日フィルの明快オケコン

 晴れ、朝プラス気温と冷え込まず、日中12度と暖かめ。

 東京に出て連夜のコンサート、一昨年のマーラー5番がとてもよかったカーチュン・ウォン&日フィルのコンビ、細々とした指示で面白い演奏をしてくれるカーチュンがオケコンをどう料理するのかが楽しみ、昨夏亡くなった知人の形見チケットによる参戦です。

1月20日(金) サントリーホール
 カーチュン・ウォン&日フィル 伊福部昭 シンフォニア・タプカーラ、バルトーク 管弦楽のための協奏曲
前半伊福部はHr4,Tp4(1stアシが女性!),Tb3(昨夜見た巨大Tbも)、カーチュンは細かく指示してメリハリたっぷり、Hrがいい鳴り、Tbも派手なグリッサンド、Tpトップはアシと共に両端楽章最後はピッコロ使用。昨年ミッチー&N響で聴いた同曲よりサウンドが明快で曲に馴染みのない自分にはより楽しめました。後半バルトークはHr4,Tp3,Tb3、ここから登場のTpトップオッタビアーノは第3楽章中盤などいい吹きっぷり、終楽章前半の難所跳躍ハイトーンもバッチリ!弦の鳴りもなかなか。相変わらず指示の細かいカーチュンは時々独特サウンド、また第4楽章ショスタコ7番を揶揄する部分や終楽章の弦など諧謔味を強調、終楽章の雄大なクライマックス、ラスト1音はHrを残す鮮やかフィニッシュ。

2023年1月19日木曜日

ヤングヤマカズ&読響のアルプスSym

 今週の「リバーサル・オーケストラ」第2話はFl奏者フィーチャー回、坂東龍汰も実際に吹いてるかに見える演技が見事。ただバイトのせいで遅刻が多いFl奏者キャラは「ベートーベン・ウィルス」と同じ、なのでこれ以上寄せないで欲しいところ、Ob平田満が認知症にならないことを切に祈ります。

 曇り時々晴れ、昨日暖かだったせいか冷え込み甘くプラス気温、ただ日中は余り上がらず8度台、大晦日に取れた右下奥歯の詰め物、その場で嵌め直したら意外としっかりついているので半月ごまかしてましたが、思い立って昨夕歯医者へ、現場でも簡単に取れずドリル粉砕で除去してからの詰め直し。

 夜は東京に出てヤングヤマカズ&読響の第2夜、メインは楽しみですが今回も前プロが苦手な邦人現代作品なのでやや不安。

1月19日(木) サントリーホール
 山田和樹&読響 矢代秋雄 Sym、R.シュトラウス アルプスSym
前半矢代は3管編成、中央にPfとHp2台、Hr4,Tp3,Tb3、先週の黛と比べると聴きやすく第3楽章などメシアンみたい。1stVn2列目が麗しい。後半お目当てR.シュトラウスはHr8(うち4人はワーグナーチューバ持ち替え),Tp5,Tb4(バストロは巨大楽器使用),Tuba2、舞台裏のバンダは2階席センター後方のスペース?ヤマカズは氷河あたりからちょくちょくスローダウン、急に遅くなったりするため呼吸が合わない箇所も、長谷川Tpトップは輝かしい音色でハイDもばっちり、松坂Hrトップも快調、要所での全体の迫力もまずまず、かなり長めだった最後の1音が消えた後は15秒の黙祷。

 先週のマーラー6番に続いて舞台裏音源の位置が独特でした。

2023年1月16日月曜日

SF、ホラー寄り - 小林泰三 「完全・犯罪」

 えっ!Gyao終わっちゃうんですかぁ?ショック…。

 昨夜から日中に掛けて雨、その間気温は5-6度台と一定値、夜になって晴れると気温降下しマイナスに。

 本日は週末読んだ本から、手に取ったのは先週に続き小林泰三氏の短編集。

完全・犯罪 小林泰三
 SF、ホラー寄りの5編、唯一のミステリーとして期待したカーへのオマージュ「ロイス殺し」もミステリー部分は興趣が薄くガッカリ。まるでTV「世にも奇妙な物語」と感じた1編はホントにそうでした(笑)。

 ミステリーよりこっちの分野が氏にとっての本領なのでしょう。

2023年1月15日日曜日

びっくりアンコールのレスピーギ&シベリウス - 金子建志&千葉フィルの教会のステンドグラス、シベリウス1番

 曇り、朝は連日のプラス気温、日中は10度台とぼちぼち、早起きして東京に出て午前テニス、午後アマオケ。

 午後津田沼まで行って聴いたのはFM名解説でお馴染み金子建志氏率いる千葉フィル、氏によるパンフのマニアック解説と前半のレスピーギのレア曲が楽しみです。

1月15日(日) 習志野文化ホール
 金子建志&千葉フィルハーモニー管弦楽団 レスピーギ 教会のステンドグラス、シベリウス Sym1番
前半お目当てレスピーギはHr4,Tp3,Tb3、弦はプチ対向配置、大中小3つのドラを活用、(通常)舞台裏のTpは舞台の左袖でピッコロ使用、第2曲およびオルガンも入る終曲はまずまずの迫力。後半シベリウスもHr4,Tp3,Tb3、Tpトップがいい吹きっぷり、アンコールはTpが4本になりオルガン奏者も入場、何?と思ったら何とサン=サーンス3番の終楽章(後半)!Tpのハイトーン見せ場が2コーラス目でオクターブ下げた?のは残念ながら、最後はティンパニが両手でぶっ叩き、ラスト1音は史上最長に伸ばしてフィニッシュ!

 このオケのメイン会場の習志野文化ホールが今春で閉館し、付設のパイプオルガンの維持も不透明な状況とのことでアンコールを含めオルガンをフィーチャーした曲にしたとの由。

2023年1月14日土曜日

字幕少なし古典劇 - 東新大学校 「かもめ」

 午前久我山でテニス、午後住吉でアマオケの後、大山に移動して観たのがこの学生演劇、板橋ビューネ2022/2023と題して色々な団体を招聘して催されている企画の一つに招待サービスに当選しての参戦、今回のテーマは「作家が亡くなっていること」、勢い古典が多くなります。

1月14日(土) サブテレニアン
 東新大学校 「かもめ」
チェーホフの古典を韓国の学生が演じる休憩無し約70分、装置は椅子代わりの立方型箱馬のみのほぼ素舞台、ト書きをそのまま俳優が喋る演出が個性的、ただそのト書きを除くと通常のセリフ(もち韓国語)には字幕が1-2割しか出ないため、原作を知らない自分にはストーリーや人間関係(登場人物10人!)が半分しか判らず(涙)。ヒロインニーナ役が可愛い。

変わったカップリング - スティーブン・孝之・シャレット&オーケストラ・ルゼルのシベリウス6番、ブルックナー4番

 曇り、昨日の陽気の影響か朝の最低2度と今年初のプラス気温、早起きして東京に出て今年最初の練習、コート近くの梅林公園ではもう紅梅が咲いてます。

 練習を途中で抜けて午後コンサート、夜観劇とハシゴ、まず午後に聴いたのはアマオケ、電通大オケのOBOG中心に結成された団体とのこと、シベリウスとブルックナーという変わったカップリングです。

1月14日(土) ティアラこうとう
 スティーブン・孝之・シャレット&オーケストラ・ルゼル シベリウス Sym6番、ブルックナー Sym4番
前半シベリウスはHr4,Tp3,Tb3、シャレット氏はやや発展途上の弦から澄んだ響きを引き出してます。後半ブルックナーはHr6,Tp4,Tb3、Flトップが存在感、コンミスから交替したコンマスが超熱演型、ブラスの吹きっぷりまずまず、アンコールはバッハの編曲もの。

 この後は大山に移動して観劇、それはまた次の記事で。

2023年1月13日金曜日

聴き初めはヤングヤマカズ&読響のブラッシュアップされたマーラー6番

 一昨日スタート「リバーサル・オーケストラ」、「ベートーベン・ウィルス」のパクリかと懸念したけどひと安心、それより門脇麦がホントに弾いてるかのように見える演出が素晴らしい(←音を当てているのはPPTの新コンミス、髙木凜々子さんとのこと)、ディーン・フジオカ以来かも。

 連日の冬晴れ、朝の最低マイナス3.1度ながら日中の最高15度とポカポカ陽気、のせいか花粉症の症状が発生、乳酸菌ドーピング(今季はビオフェルミン)開始。

 東京に出て夜は今年の聴き初め、ヤングヤマカズ&読響のマーラー6番、亡き知人の形見チケットでの参戦です。7-8年前の日フィルとの全曲チクルスの時はぱっとしなかった印象のある彼のマーラー、少しは変わったでしょうか。

1月13日(金) サントリーホール
 山田和樹&読響 黛敏郎 曼荼羅Sym、マーラー Sym6番
前半の黛は弦を2群に分けて左右に配置、中央にPf,Hp,チェレスタ、木管が左で金管が右のリアル2管編成、現代っぽい曲想で20分強なのに自分にはシンどかった…。後半マーラーはHr9,Tp6,Tb4、2ndFlに日フィル素敵な難波さん、ヤマカズは基本すっきり系の解釈ながら急にスローダウンしたり(第1楽章再現部アルマ主題の最後、第3楽章後半クライマックス前の弦のppグリッサンド、終楽章提示部第1主題登場時、コーダのTbレクイエムなど)、要所でかなりタメたり(2回目のハンマーの手前やラストの一撃の前など)と日フィルとの同曲よりケレン味アップ!アンダンテは第3楽章でかつ旧譜(両方賛成!)、ここでの抒情性もたっぷり。オケはカンブルランとの同曲より弦が厚みを増した感じながら、ブラスの迫力はやや減じた印象。舞台裏のカウベルはPブロック後方廊下(初めてかも)、終楽章終盤のシンバルの花は3組、最後の1音が消えた後は約15秒の黙祷。

 7年前の日フィルとの時よりやりたいことが音になっている印象でした。

2023年1月11日水曜日

流し雛とラストシーン - 田園に死す <'74>

 U-NEXT(31日間無料体験中)で大場久美子版「コメットさん」視聴、第1話冒頭からカールが出てくること(たぶん「刑事犬カール」の後番組?)、「キラキラあいののほしー♪」で始まる主題歌が最初の5話は無かったこと、ウルトラセブンも出ていたこと、全68話もあったことにビックリ!突然彼氏ができてでもすぐ死んじゃう、という記憶に残る謎エピソードがちゃんとあったのを確認。

 連日の冬晴れ、朝マイナス5.7度と冷え込み強く、最高10度台と日中やや暖かめ、昼休み同僚と今年の打ち初め。

 実は九重佑三子版「コメットさん」の歌って作詞が寺山修司らしいです。ってことで本日は今年4本めの寺山映画、上記と同様U-NEXT視聴。

田園に死す <1974 日>
 時計へのこだわりはこの頃から既に。前半少し退屈しましたがメタ的展開になって面白くなりました。ピントの合わない流し雛(笑)とラストシーンが印象的。八千草薫が出ていてビックリ(勿論脱ぎません)!あと白塗りの有無の基準は何なんでしょう?

2023年1月9日月曜日

メタ&パロディ多め短編集 - 小林泰三 「大きな森の小さな密室」

 成人の日、実家から夜行バスで早朝東京着、関東は冬晴れ、最低マイナス2度弱、最高は14度弱とややポカポカ、バスターミナル東京八重洲(←もう少しこのネーミングどうにかならんかったのか)で時間を潰し、午後は川崎の地下劇場でリラックス。

 結局実家には9日間も滞在したのに1度も雪積もらず、雪掻きの要なく運動不足、12月はあんなに積もったのに。

 帰省の行き帰りで読んだ本がこれ、著者の作品を読むのは初めて。

大きな森の小さな密室 小林泰三
 「モザイク事件帳」の文庫化改題で短編7編、読者への挑戦つきの表題作が正統なフーダニットで印象深く(理由はネタバレにて)、あとはメタかパロディ色強め、登場キャラなど著者の過去作を読んでいるとより楽しめる趣向か。

<< 以下ネタバレにつきご注意下さい >>
 ハウダニットがファイダニットに転じるダイナミズムが素晴らしい。

2023年1月7日土曜日

クックー、クックー - 上海異人娼館/チャイナ・ドール <'81>

 寝正月7日め、最低3度台最高9度台とやや高め、曇り時々雨、昼に親戚と焼き肉ランチ。

 お正月はテラヤマづいており「そう言や高橋ひとみはこの作品で脱いでないのか?」ともう1本ネットアーカイブ視聴、日・中・英・仏4か国語が飛び交う英語字幕版を鑑賞(日本版より6-7分短い!)、公開当時の日本ならボカシだらけなのでは。

上海異人娼館/チャイナ・ドール <1981 仏/日>
 「O嬢の物語」続編の翻案とのこと、タイトルは上海だけど香港にしか見えない。K.キンスキーが出てるのが凄く、その彼女役がパーフェクトボディ。主役はややロリ系、殿山泰司が存在感。動かない影と水中ピアノの浮上が印象的、主人公の子供が日本人に見えず、お得意マッチ芸が微笑ましい。脚本に岸田理生の名前も!素敵な音楽は勿論J・A・シーザー。「ドアから海」を除くと幻想的なカットは少なめ。

 高橋ひとみは脱がない役どころでした。