晴れ、朝プラス気温と冷え込まず、日中12度と暖かめ。
東京に出て連夜のコンサート、一昨年のマーラー5番がとてもよかったカーチュン・ウォン&日フィルのコンビ、細々とした指示で面白い演奏をしてくれるカーチュンがオケコンをどう料理するのかが楽しみ、昨夏亡くなった知人の形見チケットによる参戦です。
1月20日(金) サントリーホール
カーチュン・ウォン&日フィル 伊福部昭 シンフォニア・タプカーラ、バルトーク 管弦楽のための協奏曲
前半伊福部はHr4,Tp4(1stアシが女性!),Tb3(昨夜見た巨大Tbも)、カーチュンは細かく指示してメリハリたっぷり、Hrがいい鳴り、Tbも派手なグリッサンド、Tpトップはアシと共に両端楽章最後はピッコロ使用。昨年ミッチー&N響で聴いた同曲よりサウンドが明快で曲に馴染みのない自分にはより楽しめました。後半バルトークはHr4,Tp3,Tb3、ここから登場のTpトップオッタビアーノは第3楽章中盤などいい吹きっぷり、終楽章前半の難所跳躍ハイトーンもバッチリ!弦の鳴りもなかなか。相変わらず指示の細かいカーチュンは時々独特サウンド、また第4楽章ショスタコ7番を揶揄する部分や終楽章の弦など諧謔味を強調、終楽章の雄大なクライマックス、ラスト1音はHrを残す鮮やかフィニッシュ。
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