2005年3月8日火曜日

豪華二本立て - 梅田&仙台フィルのツァラ、外山&仙台フィルのアルプスSym

 今日は仙台フィルでツァラとアルプスの豪華二本立てです。今日も12時を過ぎると思いますので、取りあえず書き込んで、感想は後で書き足します。冒頭が「2001年宇宙の旅」に使われて有名になったツァラですが、ボブ・サップの入場テーマ曲でもあります。先日実家で見たPRIDE再放送でのサップの入場シーン、冒頭以外に中盤部分の音楽もちゃんと使われているのには少し驚きました。

 戻りました。なかなかの演奏会でした。

3月8日(火) すみだトリフォニー
 梅田俊明&外山雄三指揮仙台フィル ツァラ、アルプスSym
オープニングは10分に満たない委嘱作品。二人の作曲家による、二人の指揮者を要し、けれど大編成のオケを二つに分ける訳ではないという謎の作品でした。前半のツァラは梅田氏の指揮、アンサンブルが比較的整然とした、よくまとまった演奏で、要所ではかなりの迫力もありました。後半のアルプスSymは外山氏の指揮、梅田氏に比べると各セクションのバランスはやや大まかで、勢いに任せる感じの部分が多いのですが、その分オケの音も伸び伸びした感じで、より表現に起伏が出たような気がします。曲の性格の違いはあるかもしれませんが、完成度とまとまりでは梅田氏、音色と面白さでは外山氏、という印象でした。
 初めて聴いた仙台フィルは想像していたより上手で、金管が安定していました。特にTpは両曲ともほぼ完璧の出来です。弦セクションもボリュームこそありませんが、それなりにまとまっている感じです。

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