2005年10月11日火曜日

偉大なアタリマエ - ムーティ&ウィーンフィル スペイン狂詩曲、三角帽子

 昨日よりはお天気も気温も少しまともな一日。試合も何とか勝ち残り、明日も仕事をサボることに。まあ、明日の相手は2回対戦して2回負けてますので、ここで終わりでしょうけれど。

 午後には職場復帰して、夕方からはコンサート。今年のVPOは、曲が一般ウケしないものが多いせいか、最安席の入手が比較的容易でした。今日は東京2往復です。

10月11日(火) サントリーホール
 リッカルド・ムーティ指揮ウィーンフィル シューベルト ロザムンデ、モーツァルト Sym35番、ラヴェル スペイン狂詩曲、ファリャ 三角帽子
 シューベルトとモーツァルトは守備範囲外でよく分かりませんが、スタイルが確立されていると感じました。また後半、ラヴェルでの目の覚めるような色彩感、ファリャのやや南国情緒のある情熱的な響き、どちらもその曲の当たり前の特性ですが、その当たり前が眼前でしっかり鳴っている、ということが如何に素晴らしいことかを思い知らされた見事な演奏でした。緩急自在のムーティの棒についていくVPOはさすがです。アンコールは何と「運命の力」序曲。ムーティのクセのある節回しと快速テンポをVPOはこれまた見事に再現し、過去聴いた中でぶっちぎりで最高のヴェルディを聴かせてくれました。(と言ってもそんなに多く聴いた訳ではありませんが。)

 オケのせいもあるでしょうけれど、これまで聴いたムーティの中では最高でした。

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