(地上波放送が無かった(怒)ので一日遅れですが…) いやあ、ジダン凄いっす、ラストゲームだなんて書いてごめんなさい。最後のシュート、ダイジェストを観ただけでゾクッとする程ですから、生放送で観ていれば泣いちゃったかも。しかし、あれだけのタレントを揃えながら、スペインはやはりスペインでしたね。まあ、その意味オランダもやはりオランダでしたけど。
次の準々決勝でスペインとの華々しい応酬を観たかったところですが、まあ、フランスに8年前の決勝の借りを返せるのはある意味もっと嬉しいかも。何といってもあの時はジダンにヘッドを決められる屈辱(?)でしばし茫然としましたから、今回は倍にして返して、引退に花を添えてあげましょう。
これでベスト8が出揃ったわけですが、当然、というチームを除けばやはり怖いのは下馬評の低かった地元ドイツ、前回ぼちぼち程度のメンバーで決勝まで行き、コンフェデ杯でも経験不足のメンバーで3位になった(ブラジルも苦戦)勝負強さは侮れません。暑さと日程の厳しいW杯では平均年齢の若さが物を言う(http://fifaworldcup.yahoo.com/06/jp/060605/1/5zij.html)といった過去のデータもあります。大会前半のベストチーム、アルゼンチンとの次戦でその真価が問われるところ。
個人的な希望としては、フランスを撃破した後は、調子の出てきたイングランドとの激戦を制し、決勝でアルゼンチンとの華麗な対決を見たいところ。まあ、決勝の相手はイタリアでもいいけど、ドイツは嫌です。
本日はついに30度突破! 空も結構晴れてます。今夜はヤルヴィ弟の2日目、帰りが遅くなるので、感想はまた明日。
翌日にこれを書いてます。まずまずでしたが、先週の「弦楽のためのアダージョ」で感じたような衝撃は無かったです。
6月29日(木) オペラシティ
クリスチャン・ヤルヴィ指揮東フィル 「ペール・ギュント」第1組曲、トゥール 電子チェロ協奏曲、展覧会の絵
最初のグリーグは柔らか目の音色をベースに、終曲ではメリハリのある迫力も。白眉は「オーゼの死」後半、先週のバーバーと同様、しつこいくらいのマーラー9番風の超ピアニシモ表現。この辺が彼の特質か。2曲目は現代曲、電子チェロは弦と指板(黒いところ)の部分だけで、奇異な形状。でも音は結構普通です。盛大な拍手に応えて、ソリストのゲリンガスは定番のアンコールを2曲(「熊蜂の飛行」と「鳥の歌」)も演奏してくれました。
後半はお目当ての「展覧会の絵」、「こびと」と「バーバ・ヤーガ」でのメリハリのある激しい表現と「カタコンブ」「キエフの大門」でのハーモニーが美しいまま音量を出すブラスが印象的。終曲の迫力は期待した程ではありませんでしたが、ラスト、長ーいクレッシェンドの後の最後の一音は余韻もたっぷりの大音響で綺麗に決まりました。
明日(30日)はパパ・ヤルヴィです。
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