2008年6月8日日曜日
コバケン節炸裂のチャイコ - 小林研一郎&日フィル チャイコフスキー5番
あーあ、例年だと今頃は全仏の決勝を観戦してる筈、と思うと悲しくなる週末です。
予報は好い方に外れ、日中は雨が落ちてきませんでした。気温は低めながら、先週の様に寒い程ではなく、午前テニス、午後コンサートと典型的休日。
今日のコンサートはテニスの先輩からのお誘い、この先輩のテニス仲間がコバケンと縁がある方で、2年に1度位招待して下さいます。前回は確か一緒に幻想を聴きました。今日はオールチャイコプロと、自分から能動的には余り聴かない演目かも。
6月8日(日) 芸術劇場
小林研一郎指揮日フィル チャイコフスキー 「エフゲニー・オネーギン」よりポロネーズ、Vn協奏曲、Sym5番
最初の曲は定番ながら実演では初めて、やや粗い感じがしました。続くコンチェルト、体格がよく音も大きなソリストの有希・マヌエラ・ヤンケは盛大な拍手に応えアンコールに指くるくる系の変奏曲。後半の5番では、デフォルメした表情付けやテンポの激しいオンオフなど、やりたい放題のコバケン節が炸裂、日フィルは慣れているのか、しっかり応えてます。解釈に賛否はあると思いますが、コーダでのTpハイトーンがこれだけ朗々と鳴り響いた演奏は初めてなのでそれだけで満足(とは言っても5番の実演は10回に満たないです)。アンコールは大人しめで、コテコテのハンガリー舞曲1曲のみ。
コバケンの振るチャイコを(たぶん)初めて聴きましたが、成る程と感じるアクの強さでした。マーラーだと曲自体がコテコテでアクだらけのせいか、意外と炸裂しなかったりするのですけれど。
終演後、先輩方にはお食事までご馳走になってしまいました。有難いことです。
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