2008年11月26日水曜日

マクガイバー、宮沢賢治、消灯ですよ - 伊坂幸太郎「魔王」

 今日気になったニュース:「しんにょう」の点は1つ?2つ? 結論持ち越し
「文化庁などによると、しんにょうは本来2点表記」とあってビックリ! これは1点、あれは2点、と漢字によって決まってるのかと思ってた…。

 朝の冷え込みは4度と甘め、日中はすっきり晴れて気温は平年並み、夕方西の空に輝く金星と木星、この2つが日毎に近づいてきています。

 本日は先週末読んだ本から、柄刀作品に比べるとさすがに読みやすく(笑)、あっという間に読めました。

魔王 伊坂幸太郎
 ファシズムの胎動感じられる現代の日本で、ふとしたことから特異な能力を身に付けてしまった主人公達の身の処し方が2部構成で描かれます。よってミステリーと言うより普通の小説、従来作のミステリー部分を除いて伊坂節だけ残した感じです。冒険野郎マクガイバー(古い!)には笑いました。心に残る作品ではありますが、個人的にはミステリー的仕掛けが無いと淋しいです。

 著者お得意の既作品とのクロスオーバー、今回は全く気付かず、WEBで他の方の感想を読んで初めて「死神の精度」との濃いリンクを知った次第、それを読んでからの方がより味わえると思います。他にもあるかも。

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