2009年8月2日日曜日

破壊的ショスタコーヴィチ再び - 森口&オーケストラ・ダヴァーイのショスタコーヴィチ8番

 本日も気温は低く、ギリギリ25度に届いた程度、8月にこれは寒いです。

 今日は楽しみにしていたなごなごテニス(つまり初心者の女の子中心)、曇り空の中、朝いそいそと出陣すれど東京に着いた頃に雨、そのまま中止となり、その決定が出たらすぐ雨は上がりました。

 天候を見て午後遅めから「やっぱやろう」ってことになっても、携帯を持たない自分には連絡回ってこないんだろうなー、と思いつつ、どうせ暇なので無線LANスポットに行き、「任侠ヘルパー」など観落としたドラマをVeohで補完しながらYahooのメールボックスをチェック、しかし結局連絡は無く、100円古本を数冊買い、1000円床屋に寄って明るいうちに地元に帰還。

 という訳で昨日の続きです。トリフォニーで梅田&新日のマーラー1番を聴いた後、文京シビックへ移動して聴いたのは、ロシア音楽をやるために結成された若いオケ、昨年の第2回演奏会は爆演だったので今年も楽しみ、しかもショスタコの8番です。

 ただこのオケ、ダスビとメンバー的に重なっているので、ショスタコはダスビで、それ以外のロシアものはここで、と棲み分けするのかと思いきや、3年目でもうショスタコ、しかもダスビが3年前にやった8番とは少し意外な選曲です。

8月1日(土) 文京シビックセンター
 森口真司指揮オーケストラ・ダヴァーイ プロコフィエフ チェロと管弦楽のための交響的協奏曲、ショスタコーヴィチ Sym8番
 前半のプロコは自作のチェロ協奏曲をロストロポーヴィチと共同して改作した作品とのこと、第2楽章が長かったです。拍手に応えソリスト丸山泰雄はアンコールに「ラメント」とかそんな題の激しくかつ歌声(唸り声)まで入る現代風の曲を披露。お目当て後半のショスタコ8番、ほぼ期待通りの爆裂度でしたが、3年前のダスビ程の凄みは感じませんでした、ホールの違いもあるかも(ダスビは芸劇1階真ん中、今回はシビックの2階最前列)、Tp、Tb、パーカッションなどのメンバーはかなり重なってますし。とは言え、第1楽章最強奏直後の恐怖感を感じる程の静寂や、凄絶だった第2楽章後半の未曾有の驚速テンポなど、やはり滅多に聴けない貴重なショスタコ体験でした。アンコールは無し。

 館内アナウンスがネイティブのロシア語(たぶん、日本語がたどたどしかったので)なのには笑いました。

1 件のコメント:

ダヴァーイHP管理人 さんのコメント...

昨年はお越しいただきましてありがとうございました。
今年も7月24日に演奏会をやりますのでよろしければいらしてください。
ではよろしくお願いします。

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