2011年2月27日日曜日

花オケ、第2回公演はマーラー5番 - 吉田貴弘&ブルミーネ・フィル

2週に亘ったFMのマーラー特集、金曜は最終日に相応しくマーラー10番全曲(リットン&ベルゲンフィル)、それもカーペンター版でした。しかも偶然その放送の直後にジンマン&チューリッヒ・トーンハレ管の10番、しかも同じカーペンター版のディスクがCSで放送され、一夜にして聴き慣れないカーペンター版を2度も聴くことに。

 ただ10番と言うとクック版、しかもモリス&NPO盤の演奏が刷り込まれている(昔は外盤を入れてもこれとオーマンディ&フィラデルフィアくらいしか無かった)せいか、ドンシャン鳴り過ぎるのが気になる上、終楽章冒頭"消防士の葬送太鼓"が弱音で叩かれるのがどーもしっくりきません。

 朝は零度弱とやや高め程度でしたが、よく晴れた日中はグングン上昇して17度台とまたも4月の陽気、朝していったマフラーを午後は外すことに、ただくしゃみ鼻水は昨日より激しめになりました。

 午前テニス、午後コンサートと典型的休日、聴いたのはマーラー「花の章」を冠するアマオケ、昨年(と思ってら一昨年でした)の第1回公演に続き、勿論今年もマーラーです。

2月27日(日) 練馬文化センター
 吉田貴弘指揮ブルミーネ・フィルハーモニー管弦楽団 チャイコフスキー ロミオとジュリエット、マーラー Sym5番
 前半のチャイコ「ロミジュリ」であった不安定感が後半のマーラーでは少し解消、それでもこの発展途上のオケには5番はやや荷が重い印象もあり、とは言え終楽章クライマックスはブラスがそこそこ鳴っての大団円。オケではHrソロが出色、また木管はもっと思い切って吹いていいのでは。あと珍しかったのはTpソロのパートを(1)1stが吹く(2)アシと2人で吹く(3)アシが吹く、と3パターン使い分けていたこと、こんなの初めてです。

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