2011年2月11日金曜日

チョン&N響の3番

 この日のボケ老人: 井岡Jrのタイトル戦、深夜に観よう、と留守録を再生するとニュースが…、留守録設定時刻を1時間間違えたらしい…、無念。

 翌日にゆっくりこれを書いてます、予報通り朝から雪、何とこの日は午前零時の4度台が最高気温で、その後下がって朝昼ほぼ0度台とかなり低め、その割にはずっと降っていた雪が殆ど積もらなかったのが不思議です。

 フジで放送中の「ベートーベン・ウィルス」、テレ東放送時よりカットが少なく、未見シーン満載なので結局また観ており、先日は中盤のヤマ場「愛せる限り愛せ」でまた泣き、フェスティバルの選曲を訊かれたゴヌが「マーラー3番の第6楽章」と答えてカンマエに一蹴されるのには笑いました。

 夜聴いたのはそのマーラー3番、早くも今年2度目、またチョンの指揮で聴くのも東フィルに続き2度目、雪で練習中止になり、午前中に上記「ベートーベン・ウィルス」や「Fringe」(第1シーズンやっと完投!)など消化してゆっくり出陣しました。

 因みに午後はコンサートの前に渋谷タワレコでインストアイベントを2つ楽しみましたが、またそれは後日の日記にします。

2月11日(金・祝) NHKホール
 チョン・ミュンフン指揮N響 マーラー Sym3番
冒頭9本のHrはやや抑えめにスタートして最後にクレッシェンド、チョンはやや遅めのテンポでマーラーっぽさは薄め、また独自の濃い表現も1番に比べるとやや少なめ、それでも速い部分はより速く、という傾向は相変わらずで特に第2楽章が顕著、また普通と違う場所でテンポの加速・減速をしていた(特に終楽章)のが印象的。オケは低弦に厚み(弦バス12本)があり、Tbソロはマイルド系、遠方感があり安定していたポストホルンソロはコルネットっぽい楽器、女声合唱(約50名)は最初から、児童合唱(約30名)は第3楽章のコーダに入場、そのタイミングより少し早くアルトが入場(したらしいのですが気付いたらもう指揮者脇にいました)。楽譜ではアタッカなのに何故か終楽章の前に休止、そして遅めテンポで思ったほど粘らずしみじみ進んだ終楽章、クライマックス前のTpコラールは楽譜通りハイトーンを強め、左隅にもう2組(2台×2)あって気になっていたティンパニをコーダのみ使用し計4組、弦管鳴って壮大な音場での大団円、と想像されますが巨大ホールの外野席だけにあくまで推定なのが悲しいところ。

 その後家に帰ってFMライブの留守録をチェックすると、肝心の終楽章になってブームノイズが発生しておりオシャカ(涙)、今や留守録が出来ない電波状況になりつつあります。

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