2011年2月6日日曜日

Sオケの充実ラフマニノフ2番 - 秋山和慶&洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団

 がーん…、昨夜のチョン&N響「幻想」FM生中継、留守録を確認するとブームノイズまみれ(涙)、せめてもの救いは、ノイズの向こうに聴こえた響きが(期待した)熱狂ではなくて整然だったことか。

 今年3度目の曇り、当然朝の冷え込みは甘め、ただ日中は平年やや高め、そして夜には本格的な雨、午前中の練習予定がキャンセルになり、午後ゆっくりとコンサートに出かけました。

 連日のミューザ通いをして聴いたのは洗足音大のオケ、ただこの音大、オケがいくつもあって(たぶん3つ以上)よく違いを把握してません。パンフを読むと精鋭を集めているようで、いわばAオケ、いや芸術監督秋山氏の下に集まったらしいのでSオケか。

2月6日(日) ミューザ川崎
 秋山和慶指揮洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団 ラフマニノフ PC2番、Sym2番
オケには先生っぽい人も加わっており、学生さんのレベルも高めに感じました。前半協奏曲のソリストは田村響、ブラスが結構吹いてました。後半の交響曲では弦がよくうねり、ブラスが(ロシアっぽさは皆無ながら)Tbを筆頭によく鳴ってました。第3楽章のClソロの豊かな情感は特筆もの。全体で印象的だったのは躍動感と歯切れよさで、第2楽章や終楽章コーダなど「秋山さんってこんなに煽っちゃう人なの?」とビックリの急加速がしっかりキマって鮮やか、あと少し編曲っぽい改編があった感じ。

 ラフマニノフの2番は結構好きで年2回程のペースで聴いている(日記によると過去15回/6年)ので、(プロは10回に満たないとはいえ)優に30回以上は聴いていることになりますが、その中で間違いなくトップ3に入る感動度でした。

 5月のロシア国立響による同曲がますます楽しみになってきました!

0 件のコメント:

コメントを投稿