2011年2月5日土曜日

骨太かつ情感豊かなマーラー3番 - 冨平恭平&オーケストラ ハモン

 翌日にこれを書いてます。この日は少し雲の出た日中こそ昨日に比べれば低めだったとはいえ、最高最低共に3月並みの気温でした。午前練習、午後コンサート、と典型的休日パターンながら、午後はマーラー2連荘と濃いスケジュールでした。

 まず聴いたのは3番、いつも着実な演奏を聴かせてくれ、年1度かそれ以上のペースで聴いているオケです。

2月5日(土) ミューザ川崎
 冨平恭平&オーケストラ ハモン マーラー Sym3番
オケは弦バスが左奥に来る対向配置、しかもウィーンフィルの如くTpとTbの左右が逆です!(FgとClも左右逆でした、VPOは知らんけど) 冒頭9本のHrが雄大に吠え、遅めのテンポで第1楽章が骨太に鳴り終わると、オケがハケて15分の休憩、マーラーのようなゲテモノに慣れていない大半の観客にとってはいいのでは。再登場時に少女合唱(約30名)と女声合唱(約50名)がPブロック、アルトソロがVlaの後ろに位置、ポストホルンはTpっぽい音(でしたがカーテンコールではポストホルンを手に)、終楽章は自分好みのかなり遅いテンポ(25-6分コース)、やや抑え気味なのにしみじみとした情感溢れる表現、クライマックス直前の弱音Tpコラールは遅いテンポにもめげず情感がこもり、コーダ最後の一音の天国的な長さは過去実演では最長(13秒程)だったかも。

 昨年は3番を5回も聴きましたが、そのどの3番より今日の演奏の方が感動しました。この後芸劇へ移動して次は6番、でもそれは次の記事で。

 このオケ、次回(9/17)はローマ3部作とか、超楽しみです、あ、でもその頃は出張を入れてしまった気が…。

 因みに明日は音大オケでラフマニノフ2番です!

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