昨夜の「リアル脱出ゲームTV」最終回は画期的、しかしあれにリアルタイム正解する人が数千人もいるなんてスゴイ!
梅雨の晴れ間、コンサート3連戦の第2夜は初めて接する若手者川瀬賢太郎の振る"復活"、神奈フィル300回記念定期とのこと、確か常任になったばかりです。
実は今夜、インキネン&日フィルの6番と川賢&神奈フィルの2番、とマーラーが重なっていて、予算(2500円以内)を決めて入手出来た方、としたら後者になりました。
明日は大野&リヨンが入っているので、インキネンの6番は震災で逃亡、いや延期になった時も含め、縁が無かったみたい。(←ハンマーを3発やったそうです!意外だ…。)
6月27日(金) みなとみらいホール
川瀬賢太郎&神奈川フィル マーラー Sym2番
合唱は最初からPブロック、しかも座席数にぴったり合わせた人数、オケではHrが若くトップとそのアシ含め7人中4人が女性、Tp6,Tb4、第1楽章は遅いテンポをベースに、速い部分は速め、川賢は粘りやアクは少ない代わり、一つ一つの指示に気迫を込めた棒でメリハリたっぷり、再現部手前のff連打とコーダ最後の下降音型でやたらスローダウンしたのが印象的、第1楽章後は台から降りて小休止、ソリスト(舞台右奥へ)とオルガン奏者が入場、そして音合わせ、と時間を稼いでも2分半(指定の5分は遠い…)、第2楽章は(サマになっていなかったけれど)ポルタメントをやや強調し、中盤のピッツィカートは抱えて弾くスタイル、ティンパニの打ち込み激しく全体でも歯切れ良い表現だった第3楽章、時たまあるピッツィカートの合いの手を派手に強調したのが個性的、終楽章前半、ちょっとミスったけどTbソロが色気ある音色、盛り上がりではパーカッションのクレッシェンド壮絶ながら、ブラスはぼちぼち、寧ろ非力と思えた弦をそれに負けず鳴らしたのが印象的、後半の合唱は座って歌い始め徐々にライトアップ、最後の"Mit flugeln"の少し前に一斉に立つスタイル、荒野の呼び声担当のHr4本(こちらが古参団員?)が加わったクライマックス、やっとブラスもかなり吹いて合唱と併せまずまず豪快な音場でした。
事前に放送があったとは言え、最後の1音の余韻が完全に消えて、川賢が棒を降ろし、それから少しするまで拍手が始まらず、神奈フィルのお客さんの行儀の良さにはびっくり!
明日は大野&国立リヨン管でペトルーシュカ&展覧会と豪華プロです!
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