2014年6月28日土曜日

大野&国立リヨン歌劇場管のペトルーシュカ、展覧会

 雨時々曇り、午前の練習はキャンセルに、ただ夕方にもテニスの約束があり、道具を持ってコンサートへ。

 聴いたのは大野率いる手兵国立リヨン歌劇場管の横須賀公演、オール管弦楽曲の嬉しいプロ、このコンビは数年前、サン=サーンス3番を聴いてます。

 本日のボケ老人:
上りの電車(TX)に乗って気付いたのは、チケットを家に置き忘れてきたこと、次の駅で降りて引き返したら、開演には間に合いません(涙)。

 ただ、主催者から直接買ったチケットだったので、アキバに着いた時点でよこすか芸劇に電話、事情を話すと無事先方に購入データが残っていて、チケットレスでも入場出来ることとなりました、めでたし、めでたし。

6月28日(土) よこすか芸術劇場
 大野和士&国立リヨン歌劇場管 ルーセル "バッカスとアリアーヌ"第2組曲、ストラヴィンスキー ペトルーシュカ、ムソルグスキー 展覧会の絵
 弦は音域順、3曲ともブラスはTp4,Tb3,Hr4、音合わせの仕方が独特で、Ob奏者が後ろを向いてまず木管群に向けて音出し、続いて金管群へ、次に前方右を向いて低弦へ、更に左を向いて高弦へ、と4段階! 最初のルーセルは実演は初めてでよく判りませんが、最後はなかなか分厚い響き、続くペトルーシュカは細かい部分が表情豊か、管セクションはやや雑な印象あれどそれなりに達者、やや非力かと思っていた弦も謝肉祭クライマックスではいい鳴り、最後のTpはピッコロ使用、しかもミュート無しで朗々と。
 休憩後は展覧会、Tpソロはソフト系でスラー気味、その後の低弦しっかり、古城のSaxは専業、ビドロはTuba奏者が一回り小さいチューバで!シュミイレもピッコロTp、カタコンブのTbが最初から豪快で本日の白眉!キエフの大門ではブラスはぼちぼちながらラストの鐘がド派手。アンコールはまず"マ・メール・ロワ"妖精の園、終わると同時に次の楽譜を出してやる気満々、で始まったのが定番の"アルルの女"ファランドール、勿論最後は急加速。

 Tpトップとアシがクライマックスですら交互にしか吹かなかったのが興味深く、やや不満でした。

 小雨の中、ダッシュで麻布へ、でもコートに着いたのは丁度約束のテニスが終わる午後7時、しかも他のコートではプレーしてるのに、友人のグループは影も形も無く(涙)、すごすご帰宅。 

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