2015年2月21日土曜日

ソヒエフ&トゥールーズの展覧会再び

 午前中は千葉でテニス合宿、昼過ぎに抜けて午後はソヒエフ&トゥールーズ・キャピトル管の初日へ、メインは展覧会の絵、前々回の来日時にも聴いてます、よく見りゃ前プロ1発目も同じ(牧神)、何で同じ曲やるかなぁー。

2月21日(土) サントリーホール
 トゥガン・ソヒエフ&トゥールーズ・キャピトル管 ドビュッシー 牧神の午後への前奏曲、サン=サーンス VnC、ムソルグスキー 展覧会の絵
 最初の牧神はそこそこテンポを揺らす表現、続いてサン=サーンスのVn協(たぶん初めて)、澄んだ音色のソリスト、ルノー・カプソンは万雷の拍手に応えてグルックのしみじみ系をアンコール。後半の展覧会はHr5,Tp4,Tb3、棒を多く使うようになったソヒエフの指揮はゲルギエフとの相似点が前回より減少、細かい表情で時折個性的な味付けも、オケも前回よりは縦を少し合わせようとしてる感も、冒頭Tpソロはぶっきら棒、コンミス率いる弦は際立った音色や音量は無いけれど、ソヒエフの弦中心の音作りに応え、ボウイングも工夫して分厚い響き、特にゴールデンベルグは迫力、シュミイレのTpはピッコロ使用、古城のSaxとビドロのユーホは専業奏者、カタコンブのTbがMax近い吹きっぷりで本日の白眉、キエフの大門のブラスは8分程度でしかも最後はTpトップが息切れ気味ながら、ラスト1音は前回をも上回る長ーいクレッシェンド、アンコールは"カルメン"から2曲、まずFlソロの有名な間奏曲、次いで前奏曲をエネルギッシュに。

 アンコールまで前回とほぼ同じでした(笑)、明日はヤングヤマカズ&日フィルのマーラー第2弾です!

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