予報通り気温はどんどん上昇して最高17度!今年初めて春っぽい、じゃなくて春の陽気、構内の白梅も気が付けば8分咲き。
花粉症も今季MAX、とは言え乳酸菌カプセル効果か、症状は余裕で許容範囲内。
今夜からティーレマン&ドレスデンの2連戦、まずは英雄の生涯、最安9000円席は昨年ヤフオク20連敗!したので、今年はダメ元で入札しまくったせいか7-8連敗程度でGET、と言うかダブり入手する始末。
2月23日(月) サントリーホール
クリスティアン・ティーレマン&ドレスデン・シュターツカペレ リスト オルフェウス、ワーグナー ジークフリート牧歌、R.シュトラウス 英雄の生涯
弦バスが左奥にくる対向配置、リストはHr4,Tp3,Tb3、Hrに東洋系の女性奏者がいてビックリ、そのHrを含め木管全体の見事な均質性に感歎、金管が加わっても調和の取れたままの巨大音塊に陶然、続くワーグナーは叙情性や中間部の激しさはほどほど、Hrソロが馬鹿ウマ、しかも前回と違い少し色気もあってGOOD。
後半R.シュトラウスはHr9,Tp5,Tb3+ユーホ、ティーレマンは思ったより粘りやケレン味は少なめ、緩徐部ではそれなりに粘ってますが、強奏部は割とストレート、ただここ一番、って要所だけ思いっ切りのタメ、特に戦いに勝利した後の見得の切り方は期待通り、コンマスソロは水際立ってカッコよく(ただ"伴侶"って感じではないかも)、Hrソロはジークフリートとは別の奏者で色気薄く残念、ブラス全体は重厚な吹きっぷり、木管は批評家のシーンではSクラ筆頭に思い切りよく、また全強奏の際でも金管に埋もれない音量が見事、あといつもやや退屈する回想・晩年のシーンも表情豊かで楽しめました、アンコールは"ローエングリン"第3幕前奏、両端の重厚さはは勿論のこと、テンポを落とした中間部が極めて表情豊か。
英雄の生涯ではラスト1音が消えてからも20秒弱の静寂、今日のお客さんは行儀がよかったです(笑)。
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