2018年1月12日金曜日

処女作であの趣向に挑戦! - エリック・キース「ムーンズエンド荘の殺人」

 仕事休んで雪掻き帰省、夜行バスは1時間程度の遅れで富山駅に7時着、ただ北陸道通行止めで以降は8号線へ。

 そこから地獄が始まりました(笑)。途中1時間以上1ミリも進まないこともあって富山から高岡までは5時間!歩いた方が早い!

 高岡から金沢までは4時間とぼちぼち、何故こんなに渋滞?と外を見ると片側1車線の道に大型トラックを乗り捨てるキ印がいた模様。

 金沢で念のためバスを降りて鉄道にシフト、小松に着いたのは日没時、実家には4-50㎝積もっていて、さすがに雪掻きには2時間半、しかも夜やったのは初めて。

 今夜乗る予定だった戻りの夜行バスは運休(涙)、想定外の実家泊、明日は東京でテニス&コンサート2件あるのに…。

 ま、本は沢山読めました。

ムーンズエンド荘の殺人 エリック・キース
 雪の山荘に集められたメンバーが次々と殺される、クリスティの某有名作品へのオマージュ的作品、ルール違反的側面が1点あるにせよ、最後の数名になっても(少なくとも自分には)犯人が判らないサスペンスは素晴らしく、読み返してみると気付かなかった自分が馬鹿に思えてくる伏線の数々も素敵。文庫300頁未満とコンパクトにまとまっているのがいい点でもあり、より巧妙に丁寧に書き込めば名作になったかも、と物足りない点でもあります。

 これがミステリーマニア著者の処女作とのこと、処女作であの趣向に挑戦、となるとアヤツジを思い出します。

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