2010年2月19日金曜日

セゲルスタム&読響の個性派マーラー7番

 昨夜の「東京少女」(岡本あずさ編)は種明かしはややクドめでしたが良かったです。ただ、その裏の「7万人探偵ニトベ」最終回を逃してしまいました、ま、期待よりミステリー的興趣が薄かったのでいいか。

 朝は冬晴れでマイナス4度と冷え込み、日中は久々に8度位まで上昇し(それでも平年より低め)、冬っぽい寒暖差が出たのは5日振り、そしてそこそこ晴れたのは何と10日振りです。

 昼休みを挟み、仕事をサボって男子シングルの最終2グループを観戦。お見それしました、プルシェンコが7、8割程度の出来だったのは予想通りでした(でも4回転1つ回避は予想外)が、ライザチェクが想定外の100%の演技で上回るとは脱帽です。

 これからセゲルスタム&読響の7番、自分の貧乏基準として国産オケは3,000円以内で入手出来ない場合は我慢するのですが、このコンビで過去に聴いたマーラー、1番での完成度、緻密だった9番、そしてド迫力のクライマックスだった大雪の日の2番を思い出し無性に聴きたくなり、予算オーバーで前日(正確には今朝)入手しての出陣です。

2月19日(金) サントリーホール
 レイフ・セゲルスタム指揮読売日響 マーラー Sym7番
冒頭からテナーホルン(かワーグナーチューバ)ソロのやたらデカい音にびっくり、遅め基調のセゲルスタムは例によってテンポを個性的に動かしまくり、第1楽章などオケ乱れまくり、でも面白かったです。カウベルの一部をPブロックオルガン前で奏した第2楽章は木管陣の妙技もあって鮮やか(Hrトップには見慣れない外人奏者が)、ギター&マンドリンを意識してか第4楽章は抑え目の音作り、そしてテンポの出入りする終楽章、クライマックスではブラスの鳴りは期待程ではありませんでいたが、鳴り物が豪快に響き渡りました。

 行きがけに購入した8枚切り食パン88円、公演中お腹グー防止に3枚食べ、残りは明日食すべく自転車に残しておいたところ、コンサートから戻ると盗まれてました。何でこんなものを…。

0 件のコメント:

コメントを投稿