2010年2月22日月曜日

ビリー&ウィーン放響の流麗明快 三角帽子、牧神、海

 アイスダンスなかなか始まらないなあ、って思い調べてビックリ!なんともう3分の2終わってます(涙)。ペアをちゃんと放送したので少し見直していたのに、アイスダンスをフリーしか放送しないなんて、やっぱ終わってます、地上波のオリンピック中継、○ーリングは延々と放送してるのに…。

 それで思い出したんですが、ペアと男子シングルで「火の鳥」が(観た範囲では)2度使用、どちらも全曲版だったのが興味深かったです。

 ほぼ終日の曇りで朝はプラス気温、日中はほぼ平年並み、冬晴れが3日と続かず、だんだん春への移行期の気候っぽくなってきました。

 夜はビリー&ウィーン放響の来日公演、このコンビ、FMなどではそこそこ聴くのですが実演は初めて。

2月22日(月) 東京文化会館
 ベルトラン・ドゥ・ビリー指揮ウィーン放響 三角帽子、アランフェス協奏曲、牧神、海
初めて見るビリーの指揮は棒の動きが非常に滑らか、棒の表情で音を作るタイプのよう、オケは小じんまりですがよくまとまっており、弦の瑞々しい響きが印象的、ファリャではビリーの緩急自在の棒に一糸乱れず応えてました。続くロドリーゴは珍しいハープ独奏版、長身で男前のソリスト、ザヴィエ・ドゥ・メストレはカデンツァでハープ色を出し、アンコールにはファリャの華やかな曲を。後半はドビュッシーが2曲、B管のロータリーTp3本とは別に、小さめ(F管?)のピストンTpが2本、何故かClの並びに入った「海」、実演は余り経験が無いので定かではありませんが、解像度の高いサウンドと感じました、ただ迫力はいま一つ。アンコールは2曲、まずカルメン前奏曲を(アンコールにしては)整然と、そしてシュトラウスの有名なポルカを明朗快活に。

 さすが手兵、と思わせるまとまりで、FMで放送したこのコンビのマーラーを聴き直さねば、と思いました。

0 件のコメント:

コメントを投稿