2010年2月24日水曜日

ヘビメタ色のバカミス系ラヴクラフト&ポオ - マイケル・スレイド「グール」

 「まっすぐな」&「曲げられない」のシンクロ現象、タイトルとキャストだけかと思えば、内容(妊娠ネタ)までかぶる始末、ここまでくると確信犯的コラボか。

 今日も朝の冷え込みは甘く、午後は昨日を上回る17度弱と連日の春の陽気、昼休みは本日も一時帰宅し、未曾有のレベルで争われる(でも現行ルールの影響で3回転+3回転の回避多し)フィギュア女子SPを観戦、ドイツ代表16歳の曲がプロコ → ニーノ・ロータ → チャイコとロミジュリ完全制覇だったのが興味深かったです。

 本日は昨日読了した本から、「バカミス」という言葉を生んだとまで言われるトンデモ系のサイコスリラーシリーズ、「ヘッドハンター」に次ぐ第2作、初期の3作を古本屋で集めるのに3年掛かりました。

グール マイケル・スレイド
 大西洋を隔ててロンドンとバンクーバーを舞台に警察と猟奇殺人鬼(たち)の対決が他視点で猥雑に描かれます。わざとなのか単に下手なのか前作同様読みづらく、かつエログロ度はUP、苦手な人は避けた方が無難。でも今回も本格マニア向けの?結末が用意されており、伏線を見直す気は起きませんが、まずまずだったかも。

 このシリーズ、主な舞台がバンクーバー(ヴァンクーヴァー)なので、オリンピックのこの時期に読もうと思ってました。って訳で、次は第3作「カットスロート」に着手します。

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